◆1日目◆
成田からキトへ
 
◆2日目◆
キト観光
 
◆3日目◆
GE2乗船
サンクリストバル島
 
◆4日目◆
バルトロメ島
サンチャゴ島
 
◆5日目◆
フェルナンディナ島
イザベラ島
 
◆6日目◆
ノースセイモア島
サンタクルス島
 
◆7日目◆
サンクリストバル島
 
◆8日目◆
グアヤキル観光
 
◆9日目〜10日目◆
成田へ

 最後の1日

いつものように6:30に起床の放送。いよいよ今日は最終日だ。
今日はまず5日間の会計をしなくてはいけない。7:00〜8:30までにフロントで全ての清算を終えることになっている。船の中では自分の部屋の鍵で全ての買い物ができる。最終日に清算するのだ。
7:00〜ご飯を食べ、急いで清算へ。同時に前日配られたチップ袋にガイドとクルーあてのチップを入れ、アンケート共にポストのような所へ投函する。
GE2はすばらしい船だった。全く不満はなかったので、最高点をつけて投函した。
 
バタバタとしていると、部屋の外をクルーズ中にお世話になった人たちが通る。最後なので記念撮影をお願いした。
忙しい所に申し訳なかったが、帰ってきて見ると、とても懐かしい(^-^)
 
私達の部屋担当のクルー
タオルの動物には感動した!
一緒にご飯を食べたイタリア人
のご夫婦
最高のサービスを提供してくれたカルロス
彼のことも忘れられない。
これは別の日に撮った
フラガタのメンバー

 最後のシュノーケルツアー

部屋の鍵を返し、荷物のパッキングをする。この後8:00〜希望者だけのシュノーケリングがある。荷物の整理が大変なので、母は船に残ることにして、父と子供たちで最後のシュノーケリングに参加した。
サンクリストバルのビーチヘ行ったようだが、このクルーズ一番の透明度だったとか。しかも、アシカがむちゃくちゃいて、目の前でクルクルと回転したり、とても楽しいシュノーケリングだったようだ(^-^)
母は参加しなかったので写真なし。アシカの写真、撮りたかったなー。
※2006年1月に乗船された方よりこの最後の希望者のみのシュノーケリングツアーはなくなったとの情報がありました。(2006.02.27)
 
船からディンギーを見送った 戻ってきたところ
楽しいシュノーケリングで何より♪

残った母は大忙し。5日間過ごした部屋を片付け、忘れ物がないように必死だ。8:00までに預ける荷物をパッキングし、行き先を書いたシールをつけ、タグに名前を書いて部屋の外に出さなくてはならない。荷物はGE2側が飛行機に預けてくれる。次の目的地のグアヤキルで受け取ることになる。
9:00にシュノーケルから帰ってくると、今度はシュノーケリングギアの返却。これでどうやら下船の準備が整った。

 GE2とお別れ

GE2、最高の船旅を
ありがとう!!
9:45にメインラウンジに集合し、準備ができた人からディンギーに乗る。これでGE2ともお別れだ。
全ての荷物を持ち、GE2を後にする。
毎日ワクワクして過ごした船室、プールデッキ、美味しい食事や親切なクルー。素晴らしい毎日だった。もしもう一度ガラパゴスを訪れることができたら、迷うことなくGE2を選ぼう。これが最後じゃない。必ずもう一度来ようと心に誓った。
 
今日もバトの船だ。「あと15分はガラパゴスの海の上だ。最後のディンギーを楽しんで!」と言う。港まで15分。ガラパゴスの海を目に焼き付けながら港へ向かった。

インタープリテーションセンター見学

港に停まっているトラックに手荷物を預ける。手荷物は空港で受け取ることができる。身軽になってインタープリテーションセンターへ向かった。
ここはガラパゴス諸島の歴史や進化についてパネルを使って説明してある博物館のような所だ。子供でも分かりやすいように絵や模型を使って展示が作られている。特にフィンチ類の進化については分かりやすいパネルがあった。でも残念ながら、今まで本物を見続けてきたので、感動が少ない(^^ゞ
ざっと見て、集合場所で待つことにした。集合場所には見られる動物が描かれたガラパゴスの地図がある。家族でクルーズした航路をなぞり、思い出を話した(^-^)
 
インタープリテーションセンター サンクリストバルは
ハシラサボテンが生えていた
食べる物によってどうクチバシ
が変化したか良くわかるパネル
この地図楽しい。
お土産にこういうの欲しかったなー

プエルトバケリソモレノ


人数が揃うと、GE2のバスに乗り、プエルトバケリソモレノへ行く。ここはサンクリストバルの一番にぎやかな都市だ。12:30に港に集合する約束をして、それぞれ自由行動になった。ここはおみやげ物屋も多く、色々見て回るのが楽しい。キッカーロックと言う店が、品揃えが良く、値段も良心的だったので、ここで自宅用のアオアシカツオドリの時計を買った。 
 
プエルトバケリソモレノの街並み コーヒー豆を乾燥させていた

帰りの機内で昼食が出るか心配だったので、軽く食事をとることにする。
簡単なもので良いので、メニューを持ってきてもらうように頼んだ。しかし、全く英語が通じない。何とかスペイン語で頼む。しかし持ってきてくれない。ううう、通じないのかな、と思ったら、なんとメニューはないらしい。レストランとかいてあるものの、出せる食事は一種類しかないというのだ!
うははは、これは面白かった。それならその気合の入った一種類をいただいてみようと言うことになる。どんな物か聞いてみるが、またまた通じない。困った所で、いきなり店員が言った。「ショッパイサカナ!」おおおー、きっと前に来た日本人が教えたに違いない。その「ショッパイサカナ」をいただくことにした(^-^)
 
テラスで食事♪ これが「ショッパイサカナ」だ!

出てきた食べ物はスープのような感じで、ちょっとブイヤベースに似ている。マグロが入っていて、とても美味しかった。「マグロなんて、山のように取れるんだろうねー」と言う話をしていたら、すぐそばにマグロを積んだ自転車が停まった。しっぽをつかんでレストランの中へ運んでいる。おいしい訳だわ。新鮮だもんね〜(^-^)
 

グアヤキルへ


12:30に港へ集合し、空港へ。待合室で飛行機の出発を待つ。搭乗手続き後、荷物を開けて中を調べられた。貴重なガラパゴスの物を持ち出さないかチェックしているようだ。もちろんそんな不届き者はいなかったので、みんな搭乗口前へ進んだ。
中にも小さな売店がある。タメ航空から、ジュースやミルクが提供され、セルフサービスで飲むことができた。
しかしこの待合室が暑い。空調がないのは仕方ないにしても、狭い部屋に大人数が入るので、とても大変だった。待ちくたびれた所で、グアヤキルから飛行機が到着した。
飛行機から大きな荷物を持った人たちが降りてくる。これからGE2に乗船するんだろうなー。きっと沢山の素晴らしい思い出ができる。うーん、私達ももう一度戻りたいなー。
 
機内でも簡単な食事が出て、1時間半程度でグアヤキルに到着した。空港ではサロンゴさんのガイドのウィリアムが待っていてくれた。ニコニコと出迎えてくれる。すぐに車に乗り、宿泊予定のオロベルデへ向かった。

オロベルデ

オロベルデはグアヤキルを代表する五つ星ホテルだ。手配をお願いしたサロンゴさんでは、ここを良く使っているらしい。サロンゴの木村さんが「4人だとツインを二部屋取るより、スイートを取った方が安いので、そうしておきました」と言っていた。
ふえー、五つ星ホテルのスイートなんて、泊まったことないよ〜。
車でオロベルデに到着。中を見るとすごいところだった。
 
まず、異常に高い天井に驚く。キンピカの荷物を運ぶカートとか、むちゃくちゃきれいなエレベータとか見慣れないものばかりだ(^^ゞ
今まで自然そのものの生活をしてきたので、頭がクラクラしそうだった。
ウィリアムがチェックインをしてくれる。どうやらビジネススイートというスイートの中でも上から二番目にいい部屋らしい。うはぁ。そんなところで眠れるだろうか。
場違いな短パンTシャツ姿を悔やみながら、グランドピアノの生演奏が流れる中、部屋に向かった。
 
部屋に入ると子供が歓声を上げた。広々としたリビングの隣りにベッドルームがある。バスルームは大理石張りで、お化粧をするコーナーまである。もちろんアメニティもバッチリ。コットンまであった。どれも金縁になっていて、高級感山盛りだ。
 
リビングにはミニバーまであった いや〜豪華すぎ。
場違いと言う言葉が頭に浮かぶ(笑)
 

カニを食べるぞ!

 
グアヤキルは港町で、海鮮料理が名物だ。グアヤキルにきたら絶対にマングローブカニを食べようと思っていた。事前のネット調査ではすっごく美味しいらしい。とても楽しみだ。
地球の歩き方に載っていた店に狙いをつけ、あまり遅くならないうちにということで6時ごろ出発した。
入口にいるポーターに地球の歩き方を見せ、この店に行きたいと伝えた。すぐタクシーを呼び止めてくれた。値段の交渉もしてくれて、「彼が場所を知っているので、3ドル払ってください」と言う。お礼を言って出発した。
ワクワクしながら到着を待つ。しかし・・・これがなかなかつかない。20分ぐらいたった所で不安になってきた。もっと近いと思っていたのだ。
「まだかかるのか?」と聞くが、「No English!」うわーーだんだん不安になってきた。町はどんどん下町っぽくなってくる。3ドルのはずなのに、なんでこんなに遠いの?
結局30分位たって、やっとついた。あたりはすっかり暗くなっていた。
ホテルで呼んでもらったタクシーだから、大丈夫だとは思ったけど、一瞬ひやりとした。原因は、私達が地図を読み違えて、もっと近いと思い込んでいただけだった。やっぱりグアヤキルのことももっときちんと調べておくべきだった〜(^^ゞ
 
入口に巨大なマングローブガニ ファミレス風。
かわいい雰囲気だ(^-^)
 
この店はきちんとメニューがあった。しかも英語の説明もあって、とてもわかりやすい。さっそくガーリック風味のマングローブガニ2ハイと普通の茹でたカニ、カニピラフを頼む。ここで娘が楽しみにしていたバナナの揚げ物(プラタノ)がないということに気づいた。プラタノ、プラタノと騒いでいると「OKOK!」と言ってくれた(^-^)
しばらくすると強化プラスチックでできたまな板と木槌が出てくる。これでカニを叩いて、食べるのだ。
他のお客さんもあちこちでガンガンすごい音を立てて食べている。豪快だ。これは楽しい。
待ちに待ったカニがやってきた。巨大なマングローブガニが何匹もはこばれてくる。
さっそく割って食べてみる。先ずガーリック風味。うわーーー、むちゃうまい!こってりとした味付けだけど、カニの味もバッチリいきている。これは最高だ!あっという間になくなった。つぎに普通のタイプ。ガーリック風味に比べて、インパクトはかけるが、その分じっくりとカニの味をあじわえる。
 
ガーリック風味のカニ
いやーむちゃウマイ。絶対食べるべし
ノーマルタイプのカニ
これも美味しい。
 
プラタノはまるでおイモのような風味。付け合せの辛目の汁をつけると、ビールにもよくあう。カニピラフはカレー風味。かなり味が濃くて、濃い味付けが好きな我が家では大好評だった。周りについているものもバナナ。このバナナは甘い。いろんな調理法があるんだな〜。
 
プラタノと付け合せの汁
後ろにあるピルスナービールも美味
カニピラフ
カレー風味だ
 
うまいうまい!と大喜びしながら食べていると、レストランのオーナーっぽい人がやってきた。大きなジェスチャーで、何かをニコニコと語り始めた。
おそらく「私の店の料理はどうでしょう?自慢の味ですーー♪」みたいなことを言っていそうだ。しかし、スペイン語なので全く分からない。ううう、申し訳ないよー(T-T)
スペイン語はダメと伝えると、ガッカリして向こうへ行ってしまった。うーん、次来る時は少しぐらいスペイン語がしゃべれるようにしてきたいものだ。
 
大満足の夕食を終え、会計をした。タクシーも呼んでもらう。
満足感一杯だ。おなか満腹のまま、オロベルデのフカフカのベッドで休んだ(^-^)
  


 

2005 pon all rights reserved