◆1日目◆
成田からキトへ
 
◆2日目◆
キト観光
 
◆3日目◆
GE2乗船
サンクリストバル島
 
◆4日目◆
バルトロメ島
サンチャゴ島
 
◆5日目◆
フェルナンディナ島
イザベラ島
 
◆6日目◆
ノースセイモア島
サンタクルス島
 
◆7日目◆
サンクリストバル島
 
◆8日目◆
グアヤキル観光
 
◆9日目〜10日目◆
成田へ

忙しいぞー!

部屋でのんびりする間もなく、荷物の整理。2人部屋なので、向かいの二部屋が私達の部屋だ。あちらに行ったりこちらへ来たりしながら荷物の整理。そんなことをしているとアナウンスが入った。シュノーケルを借りる人はデッキに来るようにとのことだ。慌てて四人でデッキへ急ぐ。
大きな網でできた袋に、シュノーケル3点セットを借り、入れる。これが4日で15ドル。ちょっと高いけど、質のいいものだった。
12:30から昼食の放送が入る。プールデッキで昼食バイキングだ。デッキへ行くとすごくきれに盛り付けられたおいしそうな料理が山盛り♪サラダやメインディッシュ、スープなど、どれも数種類あり、選べるようになっている。デザートもたくさんある♪子供たちは大喜び!食べきれないほど食べそうになるけど、このあとすぐにビーチで泳ぐのだ。ほどほどにして部屋へ帰ることにする。
 
戻るともう結構な時間。私達がバタバタとしている間にも、船は移動しセロブルホのそばまで来ているようだ。
ビーチにはもちろん更衣室などはないので、Tシャツの下に水着を着込む。今回の上陸はウェットランディングというもので、ディンギーから水の中へ降り、上陸すると言うものだ。濡れてもかまわない服と、ビーチサンダルが必要だ。
バスタオルも持っていかねば。客室には黄色のバスタオルと白いバスタオルが用意されていて、黄色の方はビーチまで持って行ってもいいとのこと。バスタオルを二枚と、水を入れたペットボトル(同じものを下船まで使う。水の補給は各自、各階にある水のタンクから行う)をリュックにつめ、撮影機材の用意をしていたら、あっという間に集合時間になっていた。
 
帰ってきて写真の整理をしてみたら、このあたりの写真が全くないことに気づいた。ホントものすごく忙しかった記憶がある。まだ船でのスケジュールに慣れていないし、間違ったら大変だと思って必死だったのだ。
「豪華クルーズかと思ったら軍隊みたいね」と冗談を言いつつ必死で準備をした。
 

セロブルホ

 
きちんと戻ってきているか
これで確認される。
バタバタしていたら、「メインラウンジに集合!」というアナウンスが入った。確か3時過ぎぐらいだったと思う。荷物を持ち、まずはブティックの前へ行く。ここにはグループごとの名簿が貼ってあるのだ。上陸ツアー前に自分の名簿のチェック欄に/と印を入れる。帰ってきたら\向きにチェックを入れる。そうするときちんと戻ってきている人の欄には×印がつくと言う訳だ。これを忘れると大騒ぎになりそうなので、きっちりチェックを入れた後メインラウンジへ急ぐ。
 

 
メインラウンジで待っていると、アルバトロスグループから順番に呼ばれる。呼ばれた順にディンギーに乗り上陸するのだ。しばらく待つと「フリゲートバード!」と大声。おお、ついに呼ばれたわ。荷物を持ち、デッキへ行く。
下にはディンギーが待っていて、船の横の階段を通って乗り込む。揺れが激しいので、手をつかむというより腕をつかんでもらい乗船する。この乗船方法も前もって注意があった。
 
 
 
慣れないディンギーに若干ハラハラしながらも、しっかりとつかまりながら海をわたる。だんだんとビーチが近づいてきた。上陸するといきなりアシカ!あちこちにのんびりと昼寝を楽しむアシカがいる。ここでエンリケから、アシカに触らないようにと言う注意と、ビーチの両側へは行かないこと、それからビーチにある木は絶対に折ったりしないようにと注意があった。ビーチギリギリにある小さな木はみんながとても大切にしている木なのだそうだ。きっと苛酷な環境なのにやっと根付いた木なんだろうなー。その木があるおかげで、たくさんの植物や動物が助かっているとのことだった。
 
ビーチについていよいよシュノーケルタイム!噂どおり水は冷たいけど、泳げないほどではない。みんなで一斉に海に入った。
海の中はあまり透明度が良くない。でもこれは、水が汚い訳ではない。海水のなかにたくさんのプランクトンがいるせいなのだ。
ここは砂地ばかりでほとんど魚がいない。でも、アシカがたくさんいて、のんびり泳ぐにはちょうどいいきれいなビーチだ。ゆっくりのんびり泳いでいたら、近くをアシカがすごい勢いで通り過ぎて行った。ビーチで寝そべっている時は考えられない速さ!一瞬のできごとだった。
すごいな、ガラパゴス。一日目からアシカと泳げたー。
 

夕暮れ

 
上陸したのが遅かったので、しばらくすると日が傾き夕焼けになった。セロブルホからは遠くにキッカーロックが見える。これもガラパゴスを紹介する本によく出てくる有名な岩だ。
きっとこの岩を見るためにこのビーチがスケジュールに入れられたんだろうなと思う位きれいな眺めだ。
砂浜は真っ白で、粒子が細かい。まるで小麦粉のようだ。この白い砂がオレンジ色を帯び、とてもきれいだった。
遠くにはGE2が私達を待っている。迎えのディンギーがやってきて、帰る準備ができた人から順番にディンギーに乗った。
 

日没の瞬間
右端はキッカーロック
柔らかい感触の
美しい砂浜

ブリーフィング

 
メインラウンジ
船に帰ると、すぐに撮影機材の洗浄だ。水中写真を撮るのは楽しいが、いつもながら機材の手入れが大変。塩水に濡れたハウジングを一刻も早く真水であらわなくては。数分間水につけ、念入りに洗う。旅行中に壊れたら大変だ。
 
水着も明日もまた朝からシュノーケリングなので、急いで洗う。そうしているうちにまた放送があった。
明日のブリーフィングがあるのでメインラウンジに集合しろということだ。
その後すぐに夕食になるので、濡れた服を着替えてメインラウンジへ急ぐ。ラウンジではスクリーンを使い翌日の説明がある。
翌日上陸する島々で見られる動物の説明、上陸の方法、イベントの案内などだ。スタッフが手際よく説明をすすめて行く。冗談を織り交ぜながらの説明に、ところどころで笑いが入る。とても楽しい内容だった。
たとえば、「アオアシカツオドリの求愛ダンスは見られるか?」という質問にはこんな風に答えていた。
「多分見られるでしょう・・・。なぜなら、ここガラパゴスでは、愛は誰にも止めることができないのです」
 

夕食

 
レストランに移動し、いよいよ楽しみにしていた夕食。GE2の夕食は2種類から選ぶことができる。昼ごはんの時にメニューを持ったウェイターが来るので、注文をしておくのだ。
この日の夜のメインディッシュはチキンソテーを注文しておいた。楽しみ!
入口の案内係に席を指示される。奥の席に座ると、その席担当のカルロスがやってきた。先ずワインリストを持ってきて、飲み物を注文した。何が美味しいかさっぱりわからないので(笑)、カルロスにお勧めを聞いて頼む。とても美味しいワインがでてきた。
その後サラダから始まるフルコースが出る。毎日フルコース♪夢のようだ。
ワクワクしていると、フロントのマリアさんという人がやってきた。彼女は説明の時の司会などをしている人で、いかにも仕事ができそうな女性だ。しかもむちゃくちゃきれいだ。
子供たちは普通のコースでいいですか?という。あー、量が多いから心配してくれてるのかなと思って、良いですと答えた。うちの子供は大食いなので、大人と同じ量でも足りないぐらいだ(笑)
しかしよく聞いてみると違った。子供たちがすごく疲れて見えるので、コースじゃなくてメインディッシュだけ先に運んできましょうか?と言ってくれていたのだ。
 
GE2には100人乗客が乗っている。それなのに、そこまで見てくれているとは思いもよらなかった。確かに朝からのハードスケジュールで、子供たちはフラフラだ。お礼を言って、そうしてもらうことにした。なんて、素晴らしい心遣いだろう。
メインディッシュを先に食べ、子供たちはキャビンへ戻った。結局食事が終わったのは9時過ぎ。きっと最後までいたら、子供は疲れを残すことになっていただろう。マリアさん、本当にどうもありがとう(^-^) 
 
  


 

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