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ガラパゴス
 エクスプローラ2号

カフェ・カルチューラ 

 
 ガラパゴスエクスプローラ2号

 
今回の旅でガラパゴスエクスプローラー2号(以下GE2)を使ったのは、なんというか…偶然のようなものでした。
ガラパゴス旅行を2ヶ月前に決めたので、なかなか船が取れなかったのです。GE2は、直前まで定期整備のためのドック入りをしていて、そのためか、直前でも偶然予約を取ることができました。このあたりでは旅行会社のサロンゴさんに大変お世話になりました。
値段が他の船に比べて高額なため、かなり迷ったのですが、HPで見ると値段だけのことはある設備や旅程が気に入り、気合を入れて予約を入れました。
結果的に、素晴らしい旅行をすることができました。
長い船旅なので、居住性がいいこの船を選んだのは正解だったと思っています。スタッフの教育もきちんとされ、素晴らしい接客をしてくれました。
離島が好きなので、今までも色々な船に乗ってきましたが、最高の船旅でした。GE2はお勧めです!(^-^)
 
 

  
乗船すると、ロビーでクルーが出迎えてくれます。乗船して一番最初に通るのがここ。レセプションです。
ここには必ず誰かがいて、様々な要望を聞いてもらえます。この向かいにはエレベータがあり、各階へ下りることができます。エレベータの横には毎日の予定が書かれたボードがあり、それを見てツアーに参加します。

 

  

  
レセプションの次に重要なのがここ、メインラウンジです。毎晩夕食の前に翌日のブリーフィングが行われます。ウェットランディングなのか、ドライランディングなのか。持ち物の注意、見られる動植物など、重要な情報ばかりです。
 
毎日のツアーの集合場所もここです。ここで自分のチームのディンギーが出発するまで待機します。
  

  
昼食の場所は決まっていません。その日によって、プールデッキだったり、レストランだったり。プールデッキは全員分の席がありませんので私達はいつも空いている下のデッキで食べていました。
海やガラパゴスの島々を眺めながらとる昼食は格別です。
 
昼食は自由席でバイキングですが、食べている途中にクルーが夕食の注文を聞きにきます。その日のメニューが2種類用意され、どちらかを選ぶことになります。
 
写真はプールデッキ。ジャグジーとバーがあります。
※2006年1月に乗船した方から、プールがなくなったとの情報がありました。ジャグジーはあるそうです。(2006.02.27)
  

  
夕食は全てレストランで取ります。フルコースで、自分のテーブル担当のクルーがサービスをしてくれます。夕食を食べている所も写真に撮りたかったのですが、みんなが優雅に食事を楽しむような雰囲気で、とてもカメラを出す勇気は出ませんでした(^^;;;
ブリーフィングでは「カジュアルな服装でどうぞ」という話がありましたが、みんなそこそこの服装をしていました。
特にパーティの前の夕食の時は素敵なドレスできている人が多かったです。
ろくな服を持っていかなかった母は、失敗したなーと思いました。「ドレスがないからパーティに出られないわbyシンデレラ」みたいな…(笑)
一枚でいいので、しわになりにくい化繊のワンピースなどを持っていくと、女性の方は便利かもしれません。
写真は昼食時の様子。昼食の時はカジュアルなんですけどねー(^^;;;
  

  
GE2のクラシックスィートキャビン内です。GE2は全ての部屋がスィートになっていて、非常に広々としていました。一番安いこの部屋でも、この立派さです。
上級の部屋は、広さはそれほど変わらないのですが、部屋の位置が船の上のほうだったり、バルコニーがついていたりという差があるようです。
湯船はありませんが、広めのシャワールームとトイレがあり、ソファーもあるので室内で長時間いても、全く圧迫感を感じませんでした。
 
ここでちょっと汚い話ですが注意!ガラパゴスクルーズではよく聞く話なのですが、トイレに紙を流すことはできません。横にあるゴミ箱に捨てるように言われます。トイレに捨てると詰まってしまい、すべての部屋のトイレが使えなくなるという大惨事が起きる可能性があるそうです。
くれぐれも注意を〜〜(^^;;;
 
部屋にはTVもあり、映画を流したり、ガラパゴスのビデオを流したりしていました。
夜になると、翌日の予定を流していました。ブリーフィングで聞いたことを、このTVで確認しました。とても役に立ちました。
 
毎日二回、ツアーに出ている間に清掃が入り、とても快適に過ごすことができます。
 

 
図書室では各国の本が置かれ、自由に読むことができます。乗客の方が残していった物が多いみたい。なぜか日本の少年マンガ「マガジン」が置いてありました(笑)
 
 

 
ナチュラリストルームそばの廊下には、有史以前のエクアドルの土器などが展示されていました。エクアドルで出土する土器は、日本の縄文土器との類似点が非常に多く、エクアドル国立博物館では「日本の縄文人が海を渡ってエクアドルの土器文明を作った」と言う説が紹介されているそうです。その説が有力な物なのかは分かりませんが、ここで見たものは、確かにかなり似ていました。
土偶のような出土品もあり、かなりビックリでした。
 

 
この他にも、ピアノバーやブティック、ゲームエリアなどがあります。5日間の滞在ではとても回りきれないほど充実した施設でした。
 
そうそう、もう一つ注意点が。我が家は4人で行ったので、荷物は最小限に抑え、船で洗濯しようと考えていました。
GE2にもランドリーサービスがありましたが、Tシャツ一枚400円程もしました。船の上では水を使うサービスが高価になってしまうのはしょうがないのかもしれませんが。。。
仕方ないので、下着や靴下などは洗面所で洗濯をし、お風呂場に干していたのですが、これがなぜか全く乾きませんでした。
冷房が効いているので、日本の感覚だとあっという間に乾きそうなのですが。
その分部屋が乾燥しすぎず快適に過ごすことができましたが、洗濯には不向きです(^^;;;
二日目に洗濯した物が五日目にやっと乾きました。
船の中では高価なランドリーサービスに出す以外、洗濯は無理と考えた方が良さそうです。
※私たちは乾きませんでしたが、すぐ乾いたとの情報もありました。なんでなんでしょう??
※環境に配慮し、ぜひ環境に優しい洗剤で洗濯するようにしましょう♪
※2007年3月現在、Tシャツの洗濯は一枚$2.8だったそうです。

 
部屋の設備については公式HPに詳しく載っています。GE2に乗られる方はぜひご一読を!
 
エクスプローラー号公式HP
 

 


 スケジュール

船の中ではきっちりとしたスケジュールに沿って生活することになります。かなりハードなスケジュールなので、前日のブリーフィングで確認をし、遅れないようにする必要があります。全てのイベントに出るのは不可能なので、興味があるものを各自選んで、ということになります。
参考までに4日目にボードに記載されていたスケジュールをそのまま掲載しますね。
 
※おおまかなクルーズ予定は決まっていますが、翌日の詳細なスケジュールは、前日の夜9時ごろに決定されるようです。
下記のスケジュールは参考までに。
 
6:30 Wake up call
07:00 Breakfast(Restaurant)
8:00 Disembark to Punta Espinosa.
Fernandina Island.Dry Landing for hiking and Dinghy Ride.
11:15-11:30 Back on board
11:30-12:30 Naturalist Room Assistance
11:30-12:00 Talk:"Whales"(Main Lounge)
12:00 Activity:Visit to the Commanding Bridge(Sign up at the Board)
12:30 Lunch(Pool Deck)
13:00 Sea Watching
(Observation Place-5th Deck)
13:30-14:00 Naturalist Room Assistance
14:00-15:00 Snorkeling for Everybody
15:30-16:30 Panga Tour for the groups of:
Delfines
Fragatas
Gaviotas
16:45-17:45 Panga Tour for the groups of:
Albatross
Boobies
Cormoranes
17:45 Everybody on board
18:30 Equator Line Crossing Celebration
(Ecuador Volcano Sight)5th Deck
19:45 Briefing(Main Lounge)
20:00 Dinner(Restaurant)
21:30 King Neptune's Party(Main Lounge)
 
※私たちは4泊5日のツアーに参加しました。当時は4泊5日と3泊4日のツアーが交互に行われており、通しで7泊8日GE2に滞在すれば、GE2がクルーズするすべての島に上陸できる日程でした。しかし2012年現在、自然保護のために上陸が制限され、すべての船が2週間に一度しか同じ場所に上陸することができないことになっています。そのためGE2では6泊7日、4泊5日、4泊5日の日程でツアーが組まれ、それぞれ別の場所に上陸することになっているようです。必ず行きたい場所がある場合は注意が必要です。詳しくは公式HPでご確認ください。(2012.11.03)
 
  
 

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