日程と旅行記
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機内も順調!


前回の教訓から、今回は何が何でもアーリーチェックインをリクエストしようと思っていました。ツアーを選んだらすぐにアーリーチェックインをお願いしました。到着の翌日に結婚式の予定だし、両親がどの程度疲れるか分からないこともあり、やはりどうしても必要だと思ったからです。アーリーチェックインの割増料金はホテルによって違いますが、この時は1万円ほど。痛いなぁ〜。

機内では前回の教訓を生かし、初めから肘掛を上げ子供用の寝るスペースを確保。私の膝に子供の頭をのせ、眠らせました。今回の旅行は6人なので、何かと楽。子供も母親と遊ぶのにあきたら、おじいちゃんおばあちゃんと遊んだりと、あきません。
三世代旅行ってなかなかいいかも♪
熟睡とまでは行きませんが、何とか少し睡眠も取れ、ホノルル空港に到着。予定では空港から迎えの車でホテルに直行のはずでした。が、しかし・・・!!!



なんと?!アーリーチェックインできない??


旅行会社の現地係員の方を見つけ、さっそく話し掛けてみます。ところが、あれれ、なんか話がおかしい。きちんとアーリーチェックインの予約をしたはずなのに、予約が入っていないというのです。ひぇぇぇ〜〜( ̄□ ̄;)!!
現地係員も慌ててツアーデスクに電話。いろいろ話した後私に替わってほしいと言いました。
電話に出るとツアーデスクの女性でした。「手違いでアーリーチェックインができていない。申し訳ないが、そのまま市内観光に行ってほしい」とのこと。ま、ま、まじですか〜〜?
後を見ると何が起こっているのか良くわかっていない家族が疲れ果ててベンチに座っています。う〜ん、この状態の家族と市内観光はつらすぎる・・・。
とにかく、翌日の結婚式もあるので事情を話し、市内観光には行きたくないので何とか休憩できるところを用意してほしいとお願いしたところ、とにかくツアーデスクまで来てほしいとのことで、係の方の運転でワイキキのツアーデスクに向かいました。



3時間交渉(ToT)


ツアーデスクについたところ、女性の方に旅行の契約内容を見せてもらいたいといわれました。書類を出したところ、やはりそこには「アーリーチェックイン指定」との文字が。どうやら予約をきちんとしていないのではないかと疑われてたみたい。デスクの女性はかなり慌てていました。
こちらとしては、「できればコンドミニアムに連絡して部屋を確保してほしい、だめなら滞在先コンドミニアムでなくてもいいからとにかく休憩できる場所を用意してほしい。」とお願いしました。
何度かコンドミニアムに連絡を入れてくれたのですが、部屋はないとのこと。他の休憩場所も見つからないようです。ツアーデスクの女性も困り果ててしまいました。「もうこうなったら電話では埒があかない。一緒にコンドミニアムに行って交渉してほしい」と言われて、今度はコンドミニアムに移動。責任者の方と直接交渉です。コンドミニアム側としてはすぐに用意できる部屋は下のランクの部屋で同じランクの部屋は用意できない。上のランクの部屋なら2時間で用意できるが、予約した部屋は3時まで待ってほしい」の一点張りでした。
ここでツアーデスクの女性が「じゃあその下のランクの部屋に入ってほしい」とのこと。予約した部屋が用意できしだい移れるのかと思ったら、なんと今回のツアーはそこで過ごせとのこと。しかも差額は払えるかどうかわからないと言うのです。

この時点で到着してから2時間がたっていました。ロビーにはますます疲れを増して、ヘロヘロになっている家族の姿が見えます。
ここで私完全に切れました。あまりと言えばあまりな話です。今まで悪いのはこのツアーデスクの女性ではなく旅行会社だと思って冷静に話をしてきましたが、あまりに誠意がなさ過ぎます。
コンドミニアムの方とデスクの女性に言いました。「私は高いお金を払ってハワイに来ています(小市民的発言)。もう2時間がたち、貴重な時間を浪費しました。そのうえ下のランクの部屋に滞在しろって言うのはおかしくないですかっっ?それに明日は妹の結婚式なんですっ!子供も親もつかれきっています。あんまりです。私の言うことは間違っていますかっ?」・・・もう必死です(^^;;;

ここで思わぬ援軍が。コンドミニアム側の方たちが同調してくれたんです。「確かにあなたの言う通りだだ。少し待ってくれれば上のランクの部屋を急いで片付ける。せめてその部屋に入れてあげればどうだ?」
おおー!そうしてもらえれば、何とか疲れが取れそう!もう私もヘロヘロなんです〜〜(ToT)
結局しぶるデスクの女性をコンドミニアムのほうで説得してくれました。差額はコンドミニアムと旅行会社で話し合いの上支払を決めること、私達家族の方では一切追加料金を支払わないことを約束してもらい、2時間程度という約束でホテルの広いベランダのようなところで待つことにしました。

やはりここは外国。手続きも手落ちがあることもあるでしょう。でも思うのですが、やはり言うべきことはきちんと伝えるべきです。「まあ、しょうがないか」で済ませてしまうのはよくないと思うんですよね〜。この時折れて、ランクの下の部屋にはいったら、ずっと先まで苦い思い出として残ったはず。でも、交渉が結果的にうまくいったので、この時の騒ぎは今では「旅先の変わった体験」としていい(?)思い出になりました(笑)。親切にしてくれたコンドミニアムの方たちのことも忘れられませんし(^-^)

後から思えば、例えばこのようなことがあったとき、現地で予備の予約を取り旅行代理店で事故として支払をするということを決定する権限がデスクの女性になかったのでしょう。でも、日本とハワイでは時差があり、ハワイでのトラブルを日本の指示で解決できない以上、デスクの女性にその権限を与えるべきだと思いますし、それができなければ何のためのデスクかということになると思います。
この時のことはこの代理店に対して大きな不信感を持たせられる結果になりました。代理店の名前はもちろん公表するつもりはありませんが、このようなことがないように、誠意のある、信頼できる代理店を選ぶべきだと思います。


やっと部屋に〜〜



そんなこんなで、とてつもなく大変なハワイの一日目になってしまいました。交渉後、一緒に話していた客室係の男性に教えてもらった寝椅子のある広いベランダのようなところで「瀕死の重態」って感じで寝ていました。それから1時間ほどたって、先ほどの男性が現れました。約束の2時間よりはやく片付けてくれたんですね〜。
笑顔で客室に案内してくれます。聞いたところによるとすごくいい部屋を用意してくれたとのこと♪

部屋は高層階にありました。入ってビックリ!窓からは海しか見えないんです〜〜。インテリアはすべて落ち着いたオフホワイトを基調にしていて、とんでもなくいいお部屋!!
客室係の男性が言うにはここはビーチタワーでもかなりいい部屋だとか。しかもさらに3万円払えば「最高級の部屋に変えてもいいよ〜♪」ってことでした。ふっふっふ、普段狭い部屋で暮らしている私達にはここで十分(笑)、いや、十分すぎます。
お礼を言ってチップをわたし、やっと家族でくつろぐことができましたー。

どうなることかと思ったけど、結局素晴らしい部屋に宿泊できたし、結果よければすべてよし♪
異常に現金な私達家族はすっかり気分を回復してしまいました(笑)








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