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クレーターの周りをドライブ!
キラウエアの広大なカルデラの周りにはぐるりと一周できる「クレーターリムドライブ」という道路があります。まずはこれにそってドライブ。途中たくさんの観光スポットがあり、マップを見ながら順々に見ることになります。観光スポットには必ず人がいるので、看板を見落としてもすぐに分かりますよ〜(^-^)
蒸気噴出口
ビジターセンターからすぐのところにある最初の観光スポットです。とりあえず人がいるので停車してみたけど、蒸気はいたるところに出ているからどうしても停車しなくてはいけないスポットでもないかも(笑)
ただ駐車場がしっかりとあるし、噴出口が柵でしっかり囲われているので、安心して見ることができます。
ジャガーミュージアム
1912年に地質学者トマス・ジャガー博士によって作られた観測施設。さまざまな計測機器が展示されていました。壁のペレの絵もいかにも雰囲気がある感じ。
外に出たところからは、ハレマウマウ火口が一望できます!望遠鏡も設置されているので、ここからとりあえず火口を観察。もっと近くから火口を見られる場所もあるけど、上から見ると余計大きさが際立つのでここは必ず寄りたいところです(^-^)
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ジャガーミュージアム内
観測に使われている機材を見学 |
広大なクレーターを上から観察
絶好の記念撮影スポットだよー |
亀裂地帯
広大な溶岩台地がざっくりと割れている地帯です。ここ、ガイドブックで読んだことなかったからノーマークだったけど、すっごい迫力!まさに大地が裂けている感じです。キラウエアの火山は割れ目に沿って噴出したりするから、ここから次の溶岩噴出があることもあるのかなぁ。
何しろ広い平原に亀裂がずっとつながっている景色は雄大!亀裂の下まで数メートル、安全なところでは下に降りることもできます。ここは見る価値あるかも!ハワイ島ならではの観光スポットですね♪
ハレマウマウ火口
先ほどジャガーミュージアムから見たハレマウマウ火口を間近で観察することができます。展望台のようなスペースがあるので、そこから見れば子供でも安全。途中いたるところで蒸気が噴出していて荒涼とした雰囲気です。
ここは古代ハワイの聖地だったとかで、現在でも石を積み上げたり、聖地を怪我すような行為は硬く禁じられています。確かに昔の人が聖地にした気持ちが分かります〜。広大な火口から蒸気が出たり、硫黄の固まりがあちこちに散らばっている様子は厳粛な雰囲気。
キラウエアカルデラ観光のハイライトですね!
噴出している蒸気に手を当てるとかなり熱いです。火傷することもあるかも。お子さんは注意してくださいね。
ハレマウマウ火口は幅900m、深さ85m、火の女神ペレが住んでいるといわれています。ペレの住処にふさわしい、素晴らしい景観でした。あまりの雄大な景色に時間を忘れてしまいますよ!
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火口を間近に見学
すごい大きさ! |
いたるところから蒸気が |
イオウの結晶が
あちこちにある |
あまりに広大な光景なんで、写真のフレームからはみ出しちゃう…(^^;;;
せっかくの景色なので動画を用意しました。ウィンドウズメディアプレイヤー用です。重いのでダイアルアップの方はごめんね!
チェーンオブクレーターズロード
いよいよ溶岩流に向けてチェーンオブクレーターズロードに入ります。
このあたりは見渡す限りの溶岩平原。真っ黒に冷え固まった溶岩の間を進んでいきます。流れていた時そのまま固まった溶岩は今にも動きそう。大変な迫力です。
道のそばにはいつ頃流れた溶岩か書かれた看板が随所に立てられています。いかにキラウエアが頻繁に噴火しているかわかります。
キラウエアから流れ落ちた溶岩の後が黒く山肌に固まっていました。山肌にあった草木を焼き尽くして海に向かって下っていったのでしょう。何しろとんでもない景色です。残念ながら十分にこの景色を表現できる言葉が思い浮かばないかも。ここは何しろ写真と動画でお楽しみください(笑)
1200mから一気に海抜0mまで下るのですが、その間感動しっぱなしでした。下り降りていくと、目の前に真っ青な海が見えます。遠く海岸には蒸気が上がっているのが見えました。
この道路の中ほどに小さな東屋があります。ここがケアラコモ展望台。小さいから見落としがちですが、ここからの景色が大変素晴らしい。ベンチもあるので、このあたりで昼食を食べても良さそうです。
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山から海に向かって
ウネウネと溶岩が |
溶岩が滝のように下った
跡がわかる |
真っ赤な溶岩流を見学!
チェーンオブクレーターズロードは溶岩流の通過によって途中で行き止まりになっています。そこに小さな小屋があり、付近は路上駐車ができるようになっていました。まず、小屋のところまで行き、そこでUターンして、駐車できる場所まで戻ることになります。
混雑している時はこの路駐の列が3kmに及ぶこともあるとか。運転者は小屋のところで家族を降ろし、一人駐車しに行くことが多いみたい。うわー、大変です(^^;;;
この日は空いていたので、駐車の列もせいぜい300m程。そこから徒歩で700m程行くと溶岩が道をふさいでいる場所につきました。大きな塊の溶岩が道を飲み込んでいる様子はすごい迫力。この溶岩、触ってみるとまだ暖かいのです。近くの熱い溶岩の熱が伝わってきているのかも。まるで生きているみたいでした。
流れている溶岩が見られる場所はビジターセンターのレンジャー情報によるとここからわずか徒歩5分。どこか迷う間もなく溶岩原野の中に人が集まっているところがありました。(溶岩が流れている場所はその時によって異なります)
溶岩の上にオレンジの目印がつけられているのでそれにそってそちらの方向に向かいます。近づくにつれ、足元の溶岩も風も大変な熱さに。きっと足元の地中にも溶岩が流れているんでしょうね。
あちこちに亀裂が入ってあるきにくい溶岩の上を注意深く進むとそこには真っ赤な溶岩がありました!!!
いままさに動いているところです。ドロドロとゆっくり、固まった溶岩の上を流れていきます。溶岩が移動すると、パチパチと岩のはじける音がします。もう大感動!!!呆然としてしまいました。
2m程のところまで近づくことができますが、そのあたりまで来るともう顔が火に照らされているように熱いです。写真をとっていると、じわじわとカメラが熱くなっていくのが分かります。とにかくすごい迫力でした。
子供達もあまりの熱さに10分ほどで退却。それでも、忘れられない体験になったと思います!熱い中必死で撮った写真と動画を見て下さい〜!ビデオはかなり小さく写ってしまいました〜。残念!
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昼間なのにこの赤さ!夜になると一層輝きを増した溶岩が見られることでしょう。
今回は子連れだから、夜の溶岩はパス。
空まで赤く染まる、幻想的な世界が見られるそうです。 |
子供だとこのあたりまで近づくのが限界。
それでも大変な熱さです。
うちの子供達もあまりの熱さに笑顔を作れない状態…(笑)
顔が真っ赤になっています。 |
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溶岩流へ行く目印は小さなオレンジの標識だけ。回り一面溶岩なので、どこにでも行けてしまいそうですが、必ずこの標識に沿って進み、くれぐれも脇にそれないように。固まっているように見えて、まだ固まりきっていない溶岩の上に乗ると大変なことになります。私達が行った2週間ほど前にも、脇にそれた観光客の足元がいきなり崩れて大怪我をおったとか。レンジャーが待機していて、少しでもわき道にそれた人には厳しく注意していましたが、絶対にわき道にそれるのはやめましょう。
溶岩の表面は細かい凹凸があるので、転ぶとかなり怪我をしそうです。やはりしっかりした靴は必須。自分でしっかり歩け、注意もできる小学校中学年以上でないと、危険だと思いました。
黒い砂浜
クレーターズロードの終点の小屋の近くに目立たない小さな遊歩道が海に向かって延びています。この先は断崖になっているのですが、その下には溶岩が砂になってできた真っ黒な砂浜が!黒い砂を巻き上げて波まで黒く染まっていました。
これも一見の価値ありでした!
帰りが心配なのでここでキラウエア観光は終了。大自然の力を感じられる素晴らしい1日でした! |
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