紬の里
場所 茨城県結城市本町2515 TEL:0296-32-8002
アクセス 常磐道谷和原ICから44Km
料金 ハンカチ一枚1,000円程度だったと思います(確認してね)
お勧め度 ママ:★★★(藍染ってこんなにすごい臭いなんですねー。大変な作業です)
子供:★★★(く、くさかった〜〜(笑)でもすっごく楽しかった!)
許せる
所要時間
自宅から2時間程度だったら行く価値あり!
公式HP 公式HPへ 地図 公式HPに地図あり



 

娘が手織りに挑戦している間に兄の方は藍染をすることに。手織りはもう女っぽくて嫌だそうです(笑)
藍染だったら男の子でも抵抗なく挑戦できますよね!
見本の絞り染めのハンカチを見せてもらい説明開始。といっても、ハンカチを自由に輪ゴムで結ぶだけなんですが、かなり悩んでいました(笑)
絞り染めってもっとしっかり結ぶのかと思っていたら、意外なことに軽く結ぶだけでいいそうです。これなら子供にも簡単。でもうちのお兄ちゃんは、こういうのがすごく苦手なんですねー。
確かに細かく折ってから輪ゴムで結ぶので、出来上がりを想像するのは大人でも難しい。ここはどんどん折って、出来上がりはお楽しみと言うことにしました(^。^)


折り方も自由
奴さんのように折っていました
まるでタコみたい(笑)
これでどんな風に染め上がるのかな?



  

いよいよ染の作業に入ります。用意されているエプロンと手袋を着用して染色開始。こちらの藍染は100%天然の藍を使っているのが自慢だそうです(^-^)
藍ガメの中には濃い泡立っている液体が入っています。これがなんとも不気味な感じ(笑)恐々手を入れていました。
この日は大変寒かったのですが、一般の体験者用になんとヒーターを入れて染色液を温めてくださいました。冷たい思いをすることもなく快適。これはいいと思ったのですが・・・。
天然藍を使っている上に暖めているので、すぐにこの液が腐ってしまうらしいんです。この日も大変なにおいでした!
長男も鼻で息をしないように必死になって染めていましたが、ついつい腰が引けてしまう。説明役の方と一緒に大笑いしてしまいました(笑)

染の作業は、「染色液の中で布をもみ洗い→空気に触れさせる」という作業の繰返しです。この回数を重ねれば重ねるほど深い藍色が出るそうです。しかし、あまりにも長男が苦しそうなので説明役の方が「三回で勘弁してあげましょう(笑)」と言って、中断!いやいや、意外なところに落とし穴があるもんです。
それにしても、藍染めがこんなに大変だとは。たかがハンカチ一枚でもこんなに手間がかかるのですから、着物を染め上げるのは大変な作業ですよね。いい体験ができました(^-^)

エプロンを着て
かなり上機嫌の長男(笑)
今見直しても
すごい怪しい液体です(笑)
数を数えながら
染色液の中で揉みます
どんどん逃げ腰になってきました(笑)



 

染が終わると今度は水洗い。何度も水でもみ洗いをして、藍色が出なくなるまですすぎます。
そしていよいよ、輪ゴムを解いて完成!どんな風な模様になったのかドキドキの瞬間です!絞り終えたところがまるでタコみたいだったので、どうなるかと思いましたが、なんと素敵な仕上がり♪
染めた回数が3回なので、淡い色合いですが、これはこれでなかなか涼しげで素敵です。

藍染は殺菌作用のほか、アトピーを予防する働きもあるとか。長男は幼児期アトピーで大変苦労をしたので、この話はかなり感動でした(^-^)
不潔になりがちな真夏に、このハンカチを利用すれば衛生的でいいですね!

大変なにおいだったけど、これもやってみなければ分からないこと。貴重な体験でした!

こちらでは学校単位での体験も受付されているようです。大規模な学校では無理かもしれないけど、社会科見学などで利用すれば、男女ともにとても楽しめそうだと思いました(^-^)



ここでは手織り体験もできます!