今回は娘のリクエストで結城紬の体験に行って来ました。 自宅からはやや遠く、谷和原インターからの道が不安でしたが、非常に道路が整備されていて、右側に筑波山を眺めながら、快適なドライブを楽しめました♪ 途中の広々とした田園風景は、なかなかいい感じ！普通のドライブだと飽きてしまう子供たちも、美しい眺めにご機嫌で現地に着くことができました。インターを下りてから、1時間ちょっと位かな？ 結城市内は非常に落ち着いた街並みで、あちこちに大きな土塀のある立派なお屋敷があります。ちょっと津和野に似た感じ(^-^)歴史のある町だという感じがします〜。 紬の里は、結城市中央部からすぐなのですが、やや路地にそれたところにあるので結城小学校を目指して行くと分かりやすいです。結城小の正面から右手に大きな看板が見え、迷わず行くことができました。 こちらも大変渋いつくりの建物です。植木やのれん一つも品のいい、いかにも結城紬の資料館という感じ(^-^) 軒下に紬の材料となる蚕の繭がおいてあったり、子供と話す話題がいっぱいありました♪ 紬の里入口 藍染ののれんが雰囲気ありますね！ 体験工房は一番奥です 途中の庭も落ち着いていい感じ♪

まず、係の方に説明をうかがいます。 この日は、私達家族の他に一組しかお客さんがいなかったので、中ものんびりムード。でも日によっては、学校の社会科見学のコースになり混雑することもあるそうなので、あらかじめ電話で状況を聞いておいてもいいかもしれません。 係の女性は大変丁寧に織りのコツや注意点を教えてくれます。とても親切でなので、初めてでも全く心配要りません。 体験メニューはコースターからショールまでさまざま種類があります。 子供には手軽なコースターがお勧めかも。1500円で二枚織ることができます。本来結城紬は大変細い絹糸で作られているのですが、ここでは扱いやすい木綿を使用しているので、子供でも大丈夫です(^-^) あらかじめ縦糸が張られた機が十数台並べられているので、その中から、自分の好きな模様を選びます。その後横糸を選ぶのですが、糸の種類が豊富で悩みに悩みました（笑） きれいに染め上げられた糸は見ているだけでも楽しい！うちの娘は結局十分ぐらい悩むことになりました（笑）。 きれいな色に染め上げられた横糸。 こんなにあると迷っちゃう（笑） 奥の方には様々な資料が(^-^) 全部で15台の機があります。

糸が決まったらいよいよ織り始めます。 前述のように係の方が丁寧に説明してくださるので、どんどん織り進めることができました。小学校低学年でも大丈夫なんじゃないかな？ 失敗したとしても、すぐに直してもらえるし、失敗もまた思い出ですよね(^-^)つれないように、またはみださないように、うまく横糸を調節するのが難しかったみたい。 約20分ほどで、二枚の個性的なコースターが出来上がりました。 横で見ていたのですが、足のペダルを踏み込むと、糸の交差が入れ替わり、その間に横糸が通っていく様子が大変美しく、感動しました(^-^)実際の結城紬とは、糸も、作成方法もやや違うようですが、貴重な体験ができたと思います♪

色違いの二枚のコースターが完成しました♪ この後端をミシンで縫って、糸止めをします。糸を止めるのはこちらではやってもらえないので、自宅で行うか、車で５分ほどのところにある「紬の里50号店」でやってもらうことになります（無料） 近くにはこのあたりの名物のうどんやさんも多いので、おうどんを食べがてら、50号店の方でお願いしてもいいですね(^-^) こちらは結城紬のショールなどママには目の毒なものがたくさん売っていました（笑） ショールを羽織ってみたら、本当に暖かい！お値段は結構なものでしたが、欲しいなあって思いました(^-^) 20分ほどの体験でしたが、親子ともに大満足！ 思ったよりも上手にできたので、次はもう少し大きなものに挑戦してみたいです♪

ここでは藍染体験もできます！