箱島ホタルの里
場所 群馬県東吾妻町
TEL: 0279-68-2111(東吾妻町産業課)
アクセス 関越自動車道 渋川・伊香保ICより約30分
料金 駐車場は東吾妻町HPで確認してください こちら
お勧め度 ママ:★★★★(強い光を放ちながら飛ぶゲンジボタルの姿に感動!)
子供:★★★(きれいだった!今までで一番たくさん飛んでた)
許せる
所要時間
自宅から2時間30分程度だったら行く価値あり!
公式HP 公式HP 地図 地図
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最近はホタルを見る機会なんて全然ありませんよね。あったとしても人工的に育てたホタルを、本来ホタルが育たないようなところに放し、それを見るぐらい・・・。
放した後、生きていくことも繁殖することもできないのでは、ホタルをみながら淋しい気分になっちゃいます。
管理人は子供の頃、毎年ホタルを見る機会があり、ホタルを取った経験も何度もあります。
大きな竹箒を持って、夜ホタルを探しに行き、飛んでいるホタルを竹箒でそっとたたくと、竹箒にホタルがとまるんです。子供心にとても楽しかったものです。

でも、子ども達はホタルを取ることはおろか、見たこともほとんどありません。
遠くに行けば見ることができますが、ホタルのシーズンは6月中旬から7月中旬。夏休みではシーズンがずれてしまうんですよね。
今回NoddyさんのHPで、群馬県に天然のホタルが見られるところがあると知りました。ここならば日帰りでもいけそう♪なにより天然というところが嬉しいです。
さっそく行ってみることにしました。管理人が行ったのは6月14日です。

箱島はホタル保護の会があり、ホタル保護に取り組んでいるそうです。保護地も3つあり、天然のホタルが繁殖しているとか。さっそく第一保護地に行ってみました。
保護地は多少分かりづらい場所にあります。公式HP地図がありますが分からない場合は「箱島公民館」を目指されると良いかと思います。
ここに車をとめることができます。ここには係りの方もいて、ホタル保護地の案内をしてくださいます。

ここから保護地まで徒歩で5分ほどの距離です。


  

東村公民館で車をとめ、ホタルの発生状況をうかがったところ、ゲンジボタルがかなりの数発生しているとのこと。
少し早いかなと思ったけど、ほっと一息です。
ホタルは8時ごろから9時ごろまでがピークとのことで、現在は第二保護地の方でたくさん見られるとのこと。

第一保護地は平地にありますが、第二保護地のほうは川沿いにあり、足場がかなり悪いです。
お子さん連れの方は明るいうちに下見をしておいた方が良いと思います。
第一第二ともに分かりづらいところにあるので、スタッフの方に良く聞いてから出かけましょう。

この日は曇っていましたが、月齢が満月に近く、完全に日が落ちたあとでも夜空が少し明るいままでした。保護の会の方によると、あまり条件は良くないそうです。やはり月のない暖かい夜がいいとのこと。
残念ですが仕方ありません。

7時ごろになると、ポツリポツリとホタルが光り始めました。
そして8時すぎになると、川沿いのあちこち止まっていたホタルが飛び始めました。
ゲンジボタルは光が強く、きれいな黄緑色の光がすーいすーいと川の上を滑るように飛んでいきます。
数匹で集まって飛んでいるものもあり、言葉にできない美しさでした。

川から離れて、頭上を飛ぶものもあり、大きな歓声が上がっていました。


真っ暗に見えるけど真下は川です。
川岸に手すりがついています。
空が赤っぽくなっちゃった…。
手すりを越えて頭上を飛ぶホタル



東村では、町全体でホタルの保護に取り組み、その成果が着実に現れているようです。この日もたくさんの方が保護地周辺で説明や交通整理をされていました。

けれども、天然ホタルが繁殖していると言ってもその数はゲンジボタルで100匹程度です。もし万一見物の方が一匹ずつでも持ち帰ってしまったら、あっという間にホタルがいなくなってしまうと思います。
ホタルはゆっくり飛ぶので、子どもでも捕まえることができます。でも、今となってはこれほど貴重な生物になってしまったホタルをみんなで見るために、絶対に持ち帰るのはやめましょう。(管理人が取っていたのは約30年前のことです〜恥)
また、ホタルの嫌うフラッシュ撮影や照明も禁止されています。上記の写真もフラッシュなしで撮影したものです。ぜひマナーを守って、ホタルを楽しませてもらいましょう!(^-^)

東村公式ページではホタル保護の会の方が作成した、ゲンジボタルとヘイケボタルの発生状況グラフを見ることができます。
去年の6月末には、通常シーズンが少しずれるヘイケとゲンジが同時に発生し、地元の方でも驚くほど美しい光景を見ることができたそうです。
今年の状況は気温にもよると思いますが、管理人が行った6月14日現在でほぼMaxに近い個体数のゲンジボタルを見ることができました。
ここ数日間はゲンジボタルのピークかと思います。

6月下旬から見られるヘイケボタルはゲンジボタルに比べて光が弱いものの、個体数が多いためかなりにぎやかな光景になるそうです。
木にたくさんとまっている様子はまるでクリスマスツリーのようだとのことでした(^-^)
こちらも楽しそうですね!ヘイケボタルのほうがシーズンが長いので、こちらを狙って見るのも良いかもしれません。


  

箱島には有名な「箱島湧水」という湧水地があります。この下の所に豊富な湧水を利用した養魚場があります。あづま養魚場といい、釣堀もあります。
ここのオススメはなんと行っても鯉のあらい!湧水で育てられた鯉は全く泥臭くなくものすごく美味しいんです!他にもヤマメやマスも刺身で食べられるんですよ〜♪もちろん塩焼きも絶品。しかもすごく安いんです。
本業が養魚場だからできるお値段です〜。
第一保護地からも徒歩2分ほどですし、ホタルが見られるまでの数時間、ここで釣りをしたりお食事をしたりして時間をつぶすのも良いですね!
鯉のあらいが山盛り一皿で2000円ほどでした。
営業時間はPM6:00までが基本のようです。休業日等も必ず確認してくださいね。

   あづま養魚場
    群馬県吾妻郡東吾妻町大字箱島1002
    /fax 0279−59−3621
写真奥の方が
第一保護区
マス・イワナ・コイを
釣ることができます。




  お友達サイトに直リンク 
 Noddyさんの「遊び場ワールド」にも、箱島ホタルの里情報があります♪