父島の位置

 
父島は東京から南へ約1000km、緯度は沖縄本島とほぼ同じ位置にあります。水温は海流の影響で若干低いですが、それでも毎年お正月に海開きをする亜熱帯の島です。
 
本土から父島へ行く場合、竹芝桟橋から出航、昼過ぎに東京湾を出て外海へ、その後夕方八丈沖を通過することになります。
翌朝一番初めに見える島影は小笠原諸島聟島列島。本土から遠く1000kmの小笠原の海は、美しい色と透明度で誰をも驚かすことでしょう。
 
確かに遠いですが、のんびりと1000km、360度全体が海という環境の中で、のんびりするのもとてもいいものですよ〜♪
時間は十分にあります。普段できないことをゆっくり、じっくりやってみてはいかがでしょうか?きっと、信じられないぐらい自由な気分を味わえると思います(^-^)





父島観光マップ
 
広域図
父島の歴史
 
 

  

 父島の歴史

5000万年前 プレートの衝突による海底火山の隆起で、小笠原諸島が誕生
1万8000年前 石灰岩が雨水の浸食によりドリーネ(くぼ地)を作り、その後沈水して南島周辺の地形ができる
先史時代 ミクロネシア系の人々が住んでいた形跡が発掘されている。
1543年 スペイン船が近海を通過(上陸していない)
1675年 幕府の調査団が来島。地図を製作
1830年 ナサニエル・セーボレーら数十人ががハワイから最初の入植者として来島。奥村に定住
1853年 ペリーが日本に向かう途中に寄港。土地を購入
ペリーの指導の下自治政府が作られる。
1862年 幕府が小笠原を日本の領土と宣言。八丈島から入植
1920年 父島に陸軍が駐屯
1944年 一般住民の本土への強制疎開。
空襲本格化。
1945年 終戦。米軍政下に
1946年 欧米系住民の帰島が許可される
1968年 日本へ返還される。日系一般住民が小笠原に帰島