千葉県西部防災センター | |||
場所 | 千葉県松戸市松戸558-3 TEL:047-331-5511 | ||
アクセス | JR松戸駅から「市川駅」行きバス7分 「松戸二中」下車徒歩8分 駐車場有 無料 |
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料金 | 無料 | ||
お勧め度 | ママ:★★★★★(これはやっぱり行くべき。子供も興味を持って見られるよ) 子供:★★★★(暴風雨体験おもしろかった〜〜!) |
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公式HP | 公式HPへ | 地図 | 公式HPに地図あり |
千葉県西部防災センターはどうやら新しい施設みたい。大きな芝生の庭に立派な建物が建っています。 この日は大雨だったので外の景色が撮れずに残念。何しろ広いんです。あとで、コンパニオンの女性に聞いたところ、大規模災害が起きた時にヘリポートにするための広い庭だとか。 入口で住所等を記入すると20分おきに行われるツアーに参加できます。どのツアーにも説明約のコンパニオンの女性がつき、各体験場所で詳しい説明と質問にも答えてくれます。 ツアーは約90分程度。大変充実した内容のツアーでした。 右の写真には地震の時必要な防災用具。左側の巨大な地球儀には、大地震が起こった場所が光っています。 改めて日本の地震の多さに愕然! |
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コンパニオンの女性に連れられて地震体験ルームに移動。ここで地震時の注意を聞きます。 大切なことばかりだったので箇条書きで書きますねー(^-^) @大きな地震が来た時火を使っていたら、無理して火を消さずに自分の命を守ることを最優先にする。 A大きな地震には必ず余震があるので、はじめの地震が終わってもしばらくは安全な場所から出ないように。 B近くに机がない時はクッションなどで頭を保護。このときクッションを頭にくっつけると、衝撃を吸収しないので、頭から少し離すようにする。 地震体験は何度かやったことがあるんですが、何度やっても本当に慌てます。コンパニオンの方から、「では行きます」って言われて始まるのに、あの恐怖感ってなんなんでしょう。これが日常生活で起こったら、どんなに動揺するか想像できます。 特に今回は阪神淡路大震災のゆれを体験したのですが、いきなり大きな揺れが起こるんです。怖かったです〜。 揺れがおさまると、火の始末と避難路の確保をするように指示があります。こうやって順序を追って体験できると、身に付く気がします(^-^) |
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次は風速30mの暴風雨を体験。これ一度やってみたかったんです〜! 風のみと雨と風の体験を選べます。子供たちは暴風雨体験にすかさず立候補(^^;;; 混雑していないので、みんな体験できると思いますよ〜(^-^) 暴風体験はカッパや長靴に履き替えなくてはいけないので、子供は別室へ。 その間にママは暴風体験をしてきました。30mの強風が吹きます。こういうの、すっごく平気なほうなんで、余裕で体験ルームに入ったけど、予想を上回る強風! 前を向いていると息ができないんです〜。思わず後ろを向いてしまいました(笑) 次に子供たちが暴風体験!外で見てるだけでもすごい迫力でした。だんだんと風速が強くなっていくと、雨が横殴りになり、立っているだけでやっとという感じ。 大きな台風ってこんな状態になるんですねー。雨が風にあおられて、周りに飛び散るんです。いや〜、すごかったです。 写真じゃ迫力が伝わらない気がしたので動画も用意しました(^-^) ウィンドウズメディアプレイヤー用動画 (約350KB) |
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次は119に通報をする練習をします。モニターに「事故」と「火災」の様子が映し出されるので、ガイドに沿って通報するシミュレーションをします。ここでのポイントはゆっくり話すこと。何かビックリ。すばやく通報した方が良さそうですよね。ところが緊急の時は、みんな大慌てで話すので聞き取れないことが多いのだとか。なるほど〜〜!そういうのって、意外と知らないですよねー!モニターに通報時に話さなくてはいけないことが映し出されるので、それをはっきりゆっくり言う練習をします。電話も公衆電話、家庭用の電話と用意されています。
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火災のとき一番怖いのが煙みたいですね。最近の火災では、一酸化炭素でなくなるケースが多いというニュースをよく耳にします。煙の中でどのように避難するのが一番安全かも体験することができます。 まず、ビルなどのよく知らない場所で火災にあってしまった時。どちらが出口か分からないですよねー。しかもどんどん煙で視界がなくなっていきます。 そんな時は右手を壁につけて、壁に沿って歩くと必ず出口にたどり着けるのだとか。もちろん出口の場所を知っているならそこに一直線の方がいいけど、やみくもに走って迷子になる恐れがあるなら、これが一番確実な方法だそうです。 煙が上に登るのは皆さん知っていると思いますが、注意したいのが階段を下りるとき。普通に階段を下りると上ってくる煙をまともに吸ってしまうのだそうです。この時は後ろ向きに下りると、階段のステップすれすれに残っている空気を吸いながら下りられるので安全とのこと。万が一の時のために覚えておきたいですね! この煙体験。今から煙の中に入ると分かっていても、大変動揺します。 中は迷路状になっていて、これが実際の有毒ガスを含んだ煙だったらと思うとぞっとしました。
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実際の消火器を使って(中に水が入っている)消火の訓練も出来ます。画面に映し出されている火の入ったてんぷらなべに向かって放水します。この時火に向かって水を当てては消せないのだそうです。必ず火元に向かって消火器を使用するようにとのことでした。 ただ、普通の消火器だと、大変な勢いで消火剤が噴出すので、てんぷらなべが倒れておお火傷をおってしまうことがあるのだとか。一度天井に当てて、なべに上から消火剤が落ちるようにするといいそうです。 初期消火は大変重要なのでぜひ家庭にも消火器を備え付けてほしいとのことでした。 ただ初期消火をするのは、火が天井に届く前まで。届いてしまったときは、もう消火器で消すことは出来ないそうです。その場合は何より身の安全を図り、その場を離れ消防署に連絡をしてほしいとのことでした。
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千葉県防災センターって、大変立派な建物だし、案内の女性も大勢いて、豪華な施設。なのに中はガラガラでした。 うーーん、ここ、絶対行った方がいいですよ。きっと「お勉強」っぽい施設かなって敬遠しちゃうのかな。でも、色々な意味でとてもお勧めな施設です。 確かに災害に対する啓蒙施設なんだけど、とてもよく出来ていて、怖がらせすぎず、飽きさせず、子供たちに災害時の心がまえを教えてくれる施設です。うちの長男の感想は「おもしろかった!」(^^;;; うーんおもしろがる施設じゃないんだけど…。でも、色々考えさせられたみたい。帰ってきてから防災用具の場所を子供たちで点検していました。 おもしろがるのはけしからんと言うご意見もあるかも・・・。災害には被害者の方がいるわけですし。 不快に思ったらごめんなさい。でも、普段の生活の中で、こんな風に災害時の注意を、興味を持って学習するのは意味があると思うんです。 この防災センター、ホントにいい経験になりました。帰りの車の中で、もし災害がおきたときの行動を子供たちと真剣に話し合えました。 ぜひ一度子供と一緒に訪れて欲しい施設です。 |