県立現代産業科学館
場所 千葉県市川市鬼高1-3-3 Tel:047-379-2000
アクセス JR総武線 下総中山駅下車 徒歩15分 京成電鉄 本八幡駅下車 徒歩15分 
JR本八幡駅からシャトルバス(コルトンプラザ行き)無料
京葉道路市川ICから5分
料金 大人300円 高・大生150円 企画展開催中は別料金。要確認。
駐車場 1時間30分まで無料 それ以降30分100円 
お勧め度 ママ:★★★(小さい子にはちょっと難しいかな?雷すっごい迫力!ひぇぇぇ〜)
子供:★★★(雷すごーい!耳ふさいだ〜)
許せる所要時間 自宅から1時間30分程度なら行く価値あり!
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県立現代産業科学館は、市川コルトンプラザのすぐそば。大変便利な場所にあります。そのせいで付近の道路が渋滞するので注意が必要。

現代産業科学館専用駐車場があるのですが、コルトンプラザ駐車場が混雑しているので、こちらに停めてしまう人もいるみたい。入口に守衛さんがいてかなり厳しくチェックしています。
駐車場で紙をもらい、科学館内でスタンプを押してもらわなくてはなりません。厳しいチェックのおかげで、こちらの駐車場はガラガラ。しかも入館料、駐車場共に無料でいうことありません(^-^)
でも、平成16年4月1日からどちらも有料になるみたい。入館料は300円払っても見る価値あると思うので全く違和感ないけど、駐車場有料化は痛いなぁ。何となくゆっくり見ることができなくなっちゃうんですよね・・・。
入館料をもっと上げてくれてもいいから、駐車場は無料のままが良かったなぁと、今更ながら残念です。

それはさておき、近くに巨大ショッピングセンターがあるこの立地は本当に便利。科学館で遊びつかれたら、帰りの夕食を買って家にかえることもできますし、トイザラスもあるので子供も大喜びです♪


 

今日のお目当ては、なんと言っても雷の放電実験!ここは、全国的にもめずらしい、雷を人工で落とす実験が目の前で見られる科学館なんです♪あまりの迫力に、妊娠している方、心臓の弱い方、幼児は参加禁止。
以前来た時は、子供たちがまだ小さかったので、この実験には参加できなかったんです。ものすごく重厚な扉を閉めても、外に漏れてくるものすごい音に、当時の子供たちはビビリまくり(笑)とても参加しようという気にはなれませんでした。
でも今回は絶対参加するぞー!期待を胸に、早速放電実験へ♪

ここでは、実験室の中にはすごい迫力の雷の写真や、よく見る球形の置物(あれなんていうんでしょう???)が置かれ、ガラスでガードされたエリアには街並みのミニチュアが作られています。
このミニチュアに向かって雷が落ちるんですねー。迫力ありそうです。

先が枝状に分かれて
落雷する様子がすごい!
よく見るけど、なんていうのかなぁ?
知っている方は教えて〜

案内の女性が入ってきていよいよ実験開始。まず最初に実験の注意があります。かなりすごい音がするので、必要ならば耳をふさいでくださいとのこと。
最初に電気が平らな部分に沿って放電されることを証明する実験。ガラス面に沿って、ものすごい光とがひろがります。音もすごい!!「バリバリバリバリッ」って、書くとありきたりだけど、本当にそういう音が大音響で響き渡ります。まさに電気の音って感じ。うわー、予想通りすごい迫力です。。。゛(ノ><)ノ
つぎは送電線などに落雷する様子を再現します。これは「ドーーーンッ」っていうおなかに響く大音響。こちらは、ブザーがまず鳴り、その2秒後に放電が起こるようになっています。多分心の準備でしょうね〜(笑)これが突然起こったら、心臓が悪くなくても、相当ショックを受けそうです。
つぎは「ガイシ」という、送電線などに使われている部品に落雷させる実験。「ガイシ」は非常に重要な部品なので、落雷しても壊れないように電気を逃がす装置がつけられているそうです。
下の写真を見ると、落雷後ガイシの横の部分に電気が誘導されていることがわかります。ガイシに直接ダメージを与えないようなつくりになっているんですね。
それにしてもすごい音。わずか十分ほどの実験なのですが、これは見る価値あります!おそらく大変な装置が必要なんだと思いますが、これだけのものを安全に見せてくれる技術力に感謝です♪

中央上部がガラスパネル
白い部分が放電の軌跡
一瞬なので光は残像程度
音がすごい!お腹に響くよー


 

雷実験は小さなお子さんはダメだけど、ホールには幼児から、中高生まで楽しめるものがたくさんあります!
どれも説明は極力さけてあって、「どうしてだろう?」と自分で考えるようになっています。親が説明できる程度のものならいいけど、何しろ相手は「現代産業」の最先端!(^^ゞ全然わからないものも多いです(笑)
そんな時はスタッフに聞けば詳しく説明してくれるとのこと。
でも、理屈ぬきに楽しいものばかりですよ〜。特に子供たちが喜んでいたのは産業ロボットとパズルで競争するというもの。さすが産業ロボット、迷いなくどんどんパズルを完成させていきます。これは結構大人もはまっていました(笑)これだけは常に順番待ちでしたねー(^-^)
巨大シャボン玉を自由に作って遊べるコーナーは子ども達に大人気。屋内なのに、シャボン玉作り放題というところがすごい。ビックリするぐらい大きなシャボン玉ができます。
ペットボトルロケットの仕組みでロケットを発射させる装置もあります。こちらは、空気をと水をいれてスイッチを押すとものすごい勢いで、スペースシャトルが発射します。ロープに沿ってものすごい勢いで飛んでいくのですがこれもおもしろかった!
どれも、自分でやってみられるのがいいですね!親も子供も頭の中が不思議でいっぱいになります(^-^)

これは盛り上がる!
産業ロボットとパズル対戦!
屋内で思いっきり
シャボン玉!
どうしてロケットが進むのか
分かるよ〜
音にあわせていろいろな物が
画面に現れる。
10mほど先のパラボラに、
はっきり声が届くんだよ
一眼レフカメラの
仕組みを説明!


 

液体窒素をかけて
もらっているところ
この科学館でも実験の実演があります。最近どこの科学館でも行われることが多い液体窒素を使った実験なのですが、ここの特徴は液体窒素を作る装置を間近に見られること。客席のすぐ横で、実際に液体窒素を作る装置が作動していて、その仕組みを説明しながら実験が進められて行きます。
超伝導のしくみも丁寧に解説。最後には液体窒素を手にかけてくれたりします。これ、一瞬で凍ってしまいそうで怖いですが、実際は液体窒素と体温の温度差が大きいので、一瞬で蒸発してしまい凍傷にはならないのだとか。でもちょっとスリリングでおもしろかったです。
もう一つ印象的だったのは、すごくよくできた装置を使って液体酸素を作り、スチールウールを燃やす実験。逆さになった円錐型の銅の入れ物に液体窒素を入れると、銅の入れ物の表面はものすごい低温に。その表面で冷やされた酸素が液体になり、下に滴ってきます。その液体酸素にスチールウールを浸すと燃えるという実験。これ、装置の美しさと共に、なかなか見ごたえがありました!
最近どこの科学館でも液体窒素の実験が多いですよねー。さすがにちょっと他の実験も見たいと思っていたので楽しかったです!せっかくだから、いろんな実験を見せて欲しいものですよね(*^_^*)

円すいの頂点から
液体酸素が滴っている
スチールウールに火をつけると
勢いよく燃えた!
実験後
溶けたスチールウールが・・・


 

科学館内にはミュージアムショップもあります。こちらでは、様々な科学で遊ぶキットが充実。とくに学研の実験セットがたくさんありました。
「大人の科学」という、学研で最近出している工作キットや、ビーカー、アルコールランプまで売っていました。
また、レストランも併設されていて、ラーメン450円、ハンバーグランチ650円と良心的な値段。しかも結構美味しかったです(^-^)
小さい子から大人まで見ごたえのある展示で、なかなか楽しめました!帰りにはコルトンプラザでショッピング。家族全員が楽しめる一日になりますね♪