江戸東京博物館では、この夏休み親子ともに楽しめるイベントを多数開催される予定です。
今回、内覧会に招待していただいたので、一足先にイベントの様子を見ることができました。
その時の様子を紹介しますね♪
 
※各イベントは開催期間が決まっていますので、公式HPで確認の上行くようにしてくださいね。
  江戸東京博物館公式HPはこちら
  夏のイベントについての案内はこちら
 

 
まずは実物大に復元された中村座の前で江戸時代の物売りの声を聞かせていただきました。
日本で唯一売り声を伝承されている方がやってくださいました。「なっと〜〜納豆〜〜」と長く伸びる声は情緒満点!江戸時代はこんな声があちこちにあふれていたんですねー!
 「夏の催し期間中なるべく多くこちらに来て、江戸の物売りの声を聞いていただきたい」とのこと。普通の時でも江戸情緒たっぷりのこの博物館。期間中はさらに満喫できそうです(^-^)
 

 
 
 
 
次に聞かせていただいたのは相撲甚句。名前は知っているけど、実際に聞いたことはないので興味深々。男性と女性の方が二人で披露してくれました。
 
この男性の方は実際にほとんどの相撲甚句を書いているそうです。へー、相撲甚句って、新しく書くものなんですね!ずっと伝わっているものをそのまま歌うのかと思っていました(無知な管理人…)
 
男性が長く伸びる声で、まるで長歌のような感じの七五調の甚句を歌うと、横で女性の方が「はいっ!はいっ!」という感じで合いの手を入れます。途中で引き取って、女性の方のほうが歌うことも。男性の方の声はもちろん素敵でしたが、女性の方の甚句もすっごくいい!粋な感じでとてもカッコいいです!娘は素敵な姿にうっとり。この後ずっと「あの女の人きれいだったねぇ」と言っていました(^-^)
 
相撲甚句の内容なのですが、途中まで普通の歌詞なんですが、よく聞くと最後に風刺の聞いたオチがありました。それまで真面目に聞いていた観客から一斉に笑いが〜(笑)なんとなんと、こんなに面白いものだとは知りませんでした。こんなところにも江戸の粋を感じました♪
 

 
 
 
 
子供が楽しめる体験物も企画されていました。今回は浴衣を着せてもらう体験と昔の遊びをやらせていただきました。
昭和初期の住宅を再現してある家の中で浴衣を着せてもらえます。本格的な着付けに娘も緊張。着物の話をうかがいながら楽しく浴衣を着ることができます。
この着付け体験は定員がありますので、希望の方は早めに申し込みをされた方がいいかと思います。娘も息子も本格的な着付けをしてもらい、ちょっと大人ムードに(笑)しっかりと着せてもらうとやっぱりしゃきっと見えますね〜(^-^)
 
お祭り気分満点 帯も素敵!

 

住宅の前では昔遊びのコーナーがあります。ここで泥メンコ作りをやってみました。
泥面子というのは江戸時代にはやった遊びで、現在のメンコのような遊び方をしたそうです。ここで作るのは、実際に江戸時代の大名屋敷から出土したものから石膏型をとった型に入れて作ることができます。完成品を展示してあったのですが、なんともレトロなムード。型の一つに毛利家の家紋を見つけ、すっかりやる気満々の歴史大好きな長男(笑)こういうの子供は好きですよねー。すっかり張り付いて泥メンコ作りにせいを出し始めました(^^;;;
このイベントのみ有料になります。
粘土代として200円必要になりますが、粘土がなくなるまで数個作ることができそう。その場で乾かしてもらえるので持ち帰ることができます。いいお土産になりますね♪
 
まず型に雲母を
まぶして・・・
ギュッと押し込む! 慎重にはがすと出来上がり
家で色を塗ったら完成!
 

 

  
  
イベント中浴衣を着ていくと、入場料が2割引だそうです。さらにレストランでのワンドリンクサービス、火・水・木・金曜の先着50名にはオリジナルグッズのプレゼントも!浴衣を着ていかれる方が増えれば、より夏祭りムードになりますね〜(^-^)
イベント会場のスタッフも浴衣の方が数名いました。一緒に記念撮影をパチリ。なんか縁側で世間話している感じの写真です(笑)
 
様々なイベントが予定されていますが、イベントごとに開催期間が異なりますので、下記の表を参考に公式HPや江戸東京博物館へ確認の上行ってくださいね!
江戸東京博物館は完全に室内なので、この夏の猛暑も大丈夫(笑)涼しく江戸情緒を満喫してみませんか?(^-^)
 

 


【江戸東京博物館 夏の催し】

◆はくぶつかんであそぼう!

開催日時:夏休み期間(7/248/31)、随時開催、それぞれ各2日〜3日スペシャル体験

着物体験

8/5,21

浴衣を着てポラロイド撮影 

昔あそび

随時

ベーゴマ、メンコ、お手玉等昭和30年代のこどもの遊びを体験

おはなし会

8/11,19,26

昔ばなしなどを題材に、視覚的にもたのしいおはなし会

蓄音機体験

8/4,18

収蔵品である蓄音機やディスクオルゴールの視聴

工作教室

8/8,15

身近な材料で風車をつくります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  
 
   
【夏休みふれあい体験教室】
 

当館ボランティアを中心に企画する子供向けの体験講座です。 

◆藍の生葉染め体験

内容:当館で栽培している藍の葉を使って絹のハンカチを染めます

開催日時:8/7(土)13001600

応募締切:7/24〈土〉

対象:小学1年〜中学3

定員:20組40名

参加費:1組1000円

◆伝統芸能の化粧をしてみよう

内容:歌舞伎俳優の尾上松助氏が、実際の顔料を使った隈取りを指導します

開催日時:8/8(日)13001600

応募締切:7/24〈土〉

対象:小学3年〜中学3

定員: 15組30名

参加費:1組500円

◆親子工作“パタパタをつくろう”

内容:パタパタと裏になったり表になったり連鎖的に落下するおもちゃをつくります

開催日時:8/21(土)13001530

応募締切:8/9(月)

対象:小学1年〜小学6

定員: 15組30名

参加費:1組500円

◆浮世絵を組み立てよう

内容:江戸・明治のペーパークラフトである「立版古(たてばんこ)」をつくります。1枚の浮世絵のなかに描き込まれた人などの部分品を切り抜いて糊で貼り、芝居の舞台などを台紙の上に作り上げます

開催日時:8/22(日)13001600

応募締切:8/9(月)

対象:一般、子供

定員: 15組30名

参加費:1組500円

ふれあい体験教室は事前申込み制になっております。

往復はがきに住所・参加者全員の氏名・年齢・希望講座・ 希望日時を明記上、下記へご郵送下さい。(基本的に12名迄)
宛先 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 江戸東京博物館 夏の催し係