1・2日目 ナンディへ
 3日目 ヤサワ諸島へ
 4日目 ヤサワ諸島
 5日目 ヤサワ諸島
 6日目 マナ島へ
 7日目 ビーチコンバー島
 8日目 帰国

6日目 マナ島へ

 サウスシークルーズでマナ島へ
JTBのオプショナルツアーでマナ島へ行くことにしました。催行会社は「サウスシークルーズ」です。ワヤ島の山の上から見た豪華客船を運航している会社ですね。ここの会社はとてもサービスが良いと評判なので、とても楽しみです。
朝7:50分にタノアインターナショナルのフロント集合。ほぼ時間どおりに大きく会社のロゴが書かれた大型バスがきました。でも乗ってみると人はまばら。年末年始のハイシーズンを過ぎ、かなり観光客が減っているみたいですね。そういえばタノアインターナショナルでもお客さんを見かけることが少なくなってきました。
今回はシェラトンロイヤルデナラウリゾート内にある、デラナウ港から出航です。シェラトンの敷地に入ってビックリ。守衛さんがいる入口からずーっと奥まで立派な道路が続いているんですが、すべてこのリゾートの敷地なんです。木や花もきれいに整えられ、さすが最高級リゾート、みごとなものです。
 
デナラウ港には、あちこちの島へ出航する船でおおにぎわい。いくつも桟橋があり、それぞれ大型船が係留されています。ここでJTBの係員の方と合流。すでに船へのチェックイン手続きまでしてくれていました。やっぱりすごいですね、JTB。至れり尽せりで驚いちゃいました。
 
船は白いきれいな大型船。中に売店もあり、冷房完備の大変快適な船です。マナ島まで1時間半。全く疲れることなく、快適に過ごすことができました。途中窓から見える小さな島々がとても可愛らしい。どの島も白い砂にヤシの木が生えています。南国って感じですね。


 動画も見てね♪
    1時間半の船旅ですが、途中写真のような可愛らしい島がたくさん見えて飽きません。
写真をクリックで、メディアプレイヤーが立ち上がります。(音声あり)
 ノースビーチでシュノーケル
マナ島の桟橋に着くと、また歌でお出迎え。桟橋をわたって上陸するとサウスシークルーズの社員の方が待っていてくれました。この女性が今日一日の説明をしてくれます。シュノーケル用品の借り方、食事のとり方、ビーチの説明がありました。マナ島は大きく分けてサウスビーチとノースビーチがあり、この女性によると南側はモータースポーツをやっている人が多いのでやや危険。できればノースビーチで泳いで欲しいとのことでした。
我が家はシュノーケルセットと子供用のライフジャケットをレンタル。オプショナルツアーにこの料金が含まれていました。ちなみにツアー代金は99フィジードル。7000円程度です。

ノースビーチまで徒歩で10分ほど。点在するブレの中を縫うように小道があり、迷わないように立てられた立て札を頼りにノースビーチに向かいます。
ノースビーチでは、まず休憩場所をキープ。ヤシの木で作られたパラソルのような屋根の下に荷物を置くことにしました。寝椅子も2つあり、疲れたら休むこともできます。
すぐそばには昼食を食べるレストランもありなかなかいい位置。これで心置きなく泳げそうです。

準備バッチリ、いよいよシュノーケルです。ノースビーチも砂浜に近いほうは藻が一面に生えています。この藻を通り過ぎると徐々にサンゴが現れ、50m位泳いだところでリーフエッジがあります。このあたりまで来るとものすごい数の熱帯魚!
人に慣れていて、餌をもらえると思って向こうから近づいてきます。チョウチョウウオやスズメダイが子ども達を取り囲んでいます。うわー!すごい眺めです。
 ニモを探せ!
この旅行の直前、ディズニー映画のファインディングニモを見ました。この映画、笑いあり涙あり、とても良かったです。ニモとコーラルというクマノミの冒険物語なんですが、よくできたCGと構成で、大人も子供も楽しめました。
今回の旅行ではこの映画に影響されて「クマノミ」探しが目標の一つなんです。早速探しにかかるけど、なかなか見つからない。ふわふわそのあたりを泳いでいるのかと思っていたので、探し方を間違っていたんです。
ようやく一匹見つけて観察してみました。クマノミがイソギンチャクと共生していることは知っていましたが、ホントに必ずイソギンチャクのそばにいるんですね。一つのイソギンチャクに一つがいのクマノミがいます。泳ぐのもイソギンチャクの周辺だけ。まるでパトロールをしているように、イソギンチャクの周りを一定の範囲で泳いでいます。一匹見つけると見つけ方のこつがわかってどんどん見つかりました。クマノミを探すより磯巾着を探した方がわかりやすい♪数箇所イソギンチャクを見つけましたが、どのイソギンチャクにもクマノミが共生していました。
 
目的のクマノミが見つかって大喜び!早速みんなで写真を撮ったり、じっくり観察したり。ところが、あまりにも近くに寄ってみていたので、クマノミが怒り出し、長男を攻撃しはじめました。慌てる長男。必死で遠ざかろうとするんですが、バタ足を見たクマノミがさらに怒って長男に噛み付きました(^-^;
痛みはそれほどでもなかったらしいけど、小さな体で巣を守ろうと体当たりしてくるクマノミがかわいそうで、申し訳なくて困ったと言っていました。
 ランチはバイキング
そろそろお腹が減ってきたので、近くのレストランでバイキングの昼食です。この代金もオプショナルツアー料金に入っているので、99フィジードルは高くないですね。
東屋のようなところがあり、そこにフルーツやサラダなど様々なお料理が自由に取れるようになっています。となりの小屋では女性が肉を焼いてくれます。
なんとここにはお醤油までありました。キッコーマンです(笑)焼いている女性に「キッコーマンの工場と近いところに住んでいる」というとかなり興味深々。醤油ってどういう意味か聞かれました。うーん、日本人だけど知りません〜(^^ゞ
飲み物だけは別料金。お約束のフィジービターとコーラ、娘はワヤ島で飲んで大好物になった「バナナスムージー」を頼み、ご機嫌です♪
料理の味は・・・うーん、まあまあというところでしょうか。なぜかハエがたくさんいて困りました。時間が遅くて、人が少なかったせいか、うちのテーブルに集中して襲ってきたみたい。手で払いながらご飯を食べました(T-T)
イカ!!
午後もまたまたシュノーケリング。考えてみたらフィジーに来て潜ってばっかりです。でも全然飽きないぐらい魚がきれいなんですよね。
持ってきたソーセージを魚にあげてみました。するともう大変な勢いで集まってきます。あっという間にソーセージがなくなってしまいました。それでもまだあるのではと期待しているのか、いつまでも追いかけてきます。ママは少しはなれたところで様子を見ていたのですが、娘の背後に大勢の魚が編隊を組んでついてくる感じ(笑)ワヤでは、なれた魚はまったくいなかったので、近寄ると逃げてしまっていたけど、ここはさすが観光地。全く怖がらないんですね。まー、自然の姿とはいえないけど、これはこれでかなり楽しい!!あんまりあげると生態系を崩しちゃうから少しにしましたが、それでも十分楽しめました。
 
餌をあげた後、家族全員でリーフエッジに沿って遠くまで泳いでみることに。様子見のためにママが先に泳ぎました。めずらしい魚がいると、立ち泳ぎで大声を出し子供を呼ぶ手はずです(*^_^*)
まず現れたのがシマハギの大群。100匹近くいたかも。一斉にサンゴ礁をつつき餌を食べています。これはすごい迫力。近くまで行くと逃げてしまうのですが、数メートル先でまた食べ始めます。
さらに奥へ行くと今度はアジのような魚の群れ。これも魚らしくていい感じです。 
 
もちろん周りにはチョウチョウウオをはじめとする熱帯魚がいっぱい!一番かわいいのはツノダシかな。背びれをなびかせながら、ゆっくり泳いでいる姿はとても目立ちます。
 

海の中で見る様々な魚に夢中になっていると、向こうの方からなにやら黒いものが群れになって近づいて来ました。よく見るとなんとそれはイカ!スルメイカのような長細いイカで、20匹ぐらい群れになって泳いで行きます。うーんめずらしい!早速子供たちを呼んで、写真に収めました。
ワヤ島へ行った後だから、マナ島は見劣りがするかなと内心危惧していたのですが、いやいやどうして、ここも素晴らしい!サンゴ礁はワヤにはかなわないけど、魚の数はこちらの方が多いかも。しかもバリエーションがとても豊富。人に慣れていることもあって、至近距離から写真を撮ることもでき、被写体としても大変よかったです♪魚の写真は、このページには載せきれないので、ぜひ水中写真のページも見てくださいね!(^-^)

 動画も見てね♪
    船が到着するサウスビーチの動画です。
写真をクリックで、メディアプレイヤーが立ち上がります。(音声あり)
なごやかな船旅
ものすごく楽しいシュノーケリングができたけど、日帰りツアーの悲しさ、3時ごろにはもう帰る用意をしなければなりません。ぎりぎりまで未練たらしく泳いだ後、急いで着替えて桟橋に向かいました。今度来る時はマナ島にも宿泊したいな(^-^)
 
桟橋では朝説明をしてくれた女性が待っていました。彼女の案内で船がくるまでベンチで休んでいることに。そしたら急に彼女に呼ばれました。なんだろうと思ったら、日本人の男性を探しているとのこと。船内でアナウンスをしたいので、日本語を教えてほしいと頼まれました。これがきっかけで帰りの船ではずっと彼女とお話することになり、楽しい船旅になりました(^-^)
そばにいた音楽を歌う係りの男性も、私たちのために「スキヤキ」を歌ってくれました。フィジーで聞く「上を向いて歩こう」(笑) すごいなぁ。坂本九さん。
サウスシークルーズのツアーはお薦めです。細かいところまで気配りがあり、大変快適に過ごすことができました(*^_^*)