ヤクルト茨城工場
場所 茨城県猿島郡五霞町川妻1232−2 TEL:0280-84-2121
アクセス 車:東北自動車道加須ICより125号線経由10km
料金 無料(要予約、少人数でも見学可能)
お勧め度 ママ:★★★(プロバイオテクスの意味が分かった。ビデオが結構いい)
子供:★★★(容器を作る機械が面白かった〜♪)
許せる
所要時間
自宅から1時間程度だったら行く価値あり!
公式HP 公式HP 地図 公式HPに地図あり
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加須でちょっと遊んだ後、時間が余ってしまいました。家に帰るにはまだ早い。どうしようかと頭をめぐらせました。
そういえばこのあたりって、工場がいっぱいあるんだよね〜。でも工場見学って、事前予約が必須だから無理かなぁと、だめでもともとで寄ってみたのが茨城工場でした。

入り口の警備員さんに「だめですよねー?」と言う感じで聞いたみたら、「案内役の人がいたらOKですよ♪」と非常にありがたいお言葉。
すぐに内線へ連絡を入れてくれて、工場見学ができることになりました。案内役の人は外でなんかお仕事していたみたい。走ってやってきてくれて、「すぐ準備しますから待っててくださいね〜(^-^)」とのこと。
なんかとても親切。申し訳ないけど、見学できて嬉しい!
茨城工場のみなさんありがとう♪


  

用意してくれた案内役の方についていただいて、早速内部見学です。
まず最初はヤクルト製品が並んでいる展示室。ここで、さまざまなヤクルト製品を見せてもらえます。
ヤクルトってうとあの「飲むヤクルト」しか思いつかなかったけど、化粧品や医薬品などさまざまな物を作っていることがわかります。特に医薬品分野では抗癌作用がある大変優秀な薬が作られているとか。細菌の分野ですばらしい研究をされている、ヤクルトならではのさまざまな製品が興味をそそります。

部屋の一隅にはヤクルトスワローズの展示もありました。さすがに全て本物とのこと。
実際に選手が着ていたユニホームや古田選手のサインなどがあり、ミーハーな我が家はかなり感動です。ヤクルトは申し訳ないことに特にファンな球団じゃないけど、古田選手はプロ野球を救った英雄ですよね!(^-^)
感動して見ていたら、案内役の方が長男に「もしかしてヤクルトファンですか?(^-^)」と質問。ベイスターズファンの長男は返答に困ってアワアワしていました(笑)

顕微鏡でヤクルト菌を観察できるコーナーもありました。小さいながらも、案内役の方の詳しい説明で、面白い話をたくさん聞くことができます。特にこの日は我が家だけだったので、長男が案内役の方を質問攻めにしていました(笑)

実際に五十嵐選手が着ていた
ユニホーム
顕微鏡は楽しいですよね〜

 
 
展示室を見終えると、次はビデオ上映です。広々とした上映室に入るとスクリーンに茨城工場の全景が映されていました。さらにその上部には「歓迎○○様!」との文字が。(○○は我が家の苗字です)ひぇ〜、なんか恥ずかしいぞ(笑)
着席すると、机の上にはお土産がどっさり載せてありました。ヤクルトと各種パンフレット、メモバサミなど。
子供たちのヤクルトは「ヤクルト400」だったけど、ママのは「ヤクルトカロリー控えめ」でした。どうしてでしょうかっっ!?(笑)
 
 
まずは「プロバイオテクス」と言う考え方についての説明ビデオが上映されます。いままでの医療では病気になったら細菌やウィルスを退治すると言う「アンチバイオテクス」と言う考え方が主流だったそうです。でもこの考えだと、副作用もあるし、病気になってからなので、後手に回ります。

これからの医療は病気にかからないための医療が主流になっていくということでした。これなら副作用がなく、病気でつらい目にあうこともないですね。これが「プロバイオテクス」と言う考え方だそうです。
ヤクルトはこの考え方に基づいて体を病気から守る優れた飲料であると言う説明がありました。

プロバイオテクスの説明 おなかの中が危ないぞ」

続いて子度向けの「おなかの中が危ないぞ」というビデオが上映されました。アニメになっていて、口から入っておなかの中の仕組みを順番に説明します。
どこかで見たことがあるようなキャラが暴飲暴食がちな男の子にさまざまな説明をしてくれます。このビデオがかなり面白い!子供向けながらとても深い内容で、大人でも十分楽しめます。

途中悪玉菌の襲撃があったりするのですが、正義の味方善玉菌が退治してくれます。この善玉菌が出てくるのがどう見てもヤクルトの容器なのが笑えました。はっきりとヤクルトと書いてあるわけじゃないんですけどね。
「ヤクルトの宣伝」「プロバイオテクスの説明」両方上手に出てくるのですが、どちらも適度で、おなかの仕組みについて説明しているビデオとしても、とても楽しい内容でした。

 
 
ビデオ上映が終わるといよいよ工場見学です。この日は夕方見学だったので、残念ながらヤクルトの瓶詰め作業は終了していました。しっかり見るなら午前中がおすすめですね。
全ての作業を終え、洗浄作業をし終わったところでした。ヤクルトでは、工場のラインを分解して毎日洗浄しているそうです。朝、組み立て、夕方分解と、それぞれ大変な労力と時間が必要だそうですが、製品の安全性を守るために必須の作業とのことでした。

興味深かったのがボトルの作成工程。あのプラスチックのヤクルトの容器が作られていました。一秒に8個だったかな。詳細は忘れてしまったけど、とにかくものすごい速さで作られていきます。
軸に吹き付けられた容器の元を、型に沿って冷却して形成するというような感じだったような。出口部分から、あの見慣れた容器がざくざく出てきます。すごいですねぇ〜!

このあたりの機械類は撮影しないでくれとのことだったので、写真なしです。公式HPには機械類の写真もありますので、そちらを見てくださいね(^-^)

 
説明が詳しくて
興味深い!
品質検査室

  

何気なく行った施設だけど、とても楽しめました。企業の見学はどこもとても親切でおもしろいけど、ここは特に少人数でじっくり説明してもらえるところがいいです♪
普通の企業は結構10名以上とか制限があるんですよねー。ヤクルト本社茨城工場のHPには「ご家族も大歓迎」と書いてありました(^-^)
今回いきなり見学を申し込んでしまってご迷惑をおかけしてしまいましたが、通常電話で予約を取ることになります。公式HPには特に何日前までに予約するようにとは書いていないので、付近にお出かけする予定があるときに、電話してみるといいかもしれません。
ここだけで一日・・・と言うような施設ではありませんので、近隣の施設に行く前にちょっと寄り道するというのがいいかもしれませんね〜。

無料で、つきっきりで説明してもらえて、めったに見られないものを見せてもらえる。さらにお土産までもらえちゃうなんて、なんか申し訳ないぐらいです(笑)