房総のむら
場所 千葉県印旛郡栄町竜角寺1028 TEL:0476-95-3333
アクセス 電車:JR成田線安食駅から竜角寺台車庫行バス約8分 房総のむら下車
車:東関道成田ICから成田市内方向10km
料金 入園料 一般300円、高・大学生150円、中学生以下・65歳以上は無料 (体験費用は別)
お勧め度 ママ:★★★★(体験できる人数が多ければ星5つでも!)
子供:★★★★★(鎧試着も、他の体験物もおもしろかった!)
許せる
所要時間
自宅から1時間30分程度だったら行く価値あり!
公式HP 公式HP 地図 公式HPに地図あり
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この日は連休中日。行楽シーズンのこの季節、道路はどこも大混雑です。家をでる前にJHのHPで調べたら、どこも混雑しそう。通常の日なら上記の東関道を使うルートでOKだと思うけど、この日は「利根川水郷ライン」という利根川に沿って走る道路をを使うことにしました(情報提供Mさん、サンキュー!)
この道、ほとんど渋滞することがないと聞いていたけど、なるほど快適♪信号もほとんどないし、緩やかに流れる利根川を見ながら走ることができる大変ドライブ向きの道路です。
都内からなら東関道だとおもうけど、埼玉・茨城方面からならこの道は大変おすすめです!
この日は一面のススキを見ながら大変気持ちよくドライブすることができました(*^_^*)



  

入口を入ると江戸時代の街並みが再現され、まるでタイムスリップしたかのようです。
房総のむらは体験に重点をおいた博物館。再現された街並みのあちこちでは、当時の風俗そのままに、様々な職人さんが仕事をしていました。
この日は弓矢作り、漢方薬調合、金つぎ(壊れた陶器を金属で補修する技術)など、たくさんの実演が行われていました。
どれも、その実演に沿ったお店の中で行われています。漢方調合は薬屋さんの中、弓矢作りは細工やさんなど。調度その他も、お店を再現してあるので、非常にリアルです。
それぞれのお店の2階はそのお店に関する展示スペースになっていて、なかなかおもしろい!実演を見て、店の様子をみて、さらに二階で詳しい知識を仕入れられるんです。それぞれのお店には説明のチラシが置いてあり、より詳しい知識が知りたい方も満足。この展示方法はおもしろいですね!


 

実演が行われている施設で、実際に自分も体験してみることができます(要予約)。
今回はまず前日予約をしておいた鎧を試着しました(*^_^*)このイベントは毎日行われているのですが、一人当たり30分ほど時間がかかることもあり、人数制限があります。電話予約して体験することをおすすめします。
鎧試着体験は、江戸時代の中級武士の家を再現した館で行われました。

まず具足から。
襲われた時に右側
を開けておくため
必ず左から付けていく。
手の部分をつけているところ。 胴は座って装着。 立派な刀をつけて
後は兜を被るだけ。

床の間の前で。
大将っぽく見えるかな??
鎧の着付けをしてくださる方が、当時の武士について話しながら着せてくれるので大変興味がわきました。子供たちが着ている鎧が、だいたい12〜3kg。このクラスだと、大将が着る鎧だそうです。子ども達によると肩に重みがかかって、大変だとか。実際の戦闘では30kg近い鎧を着ていた武将もいるそうです。大将はそれほど動かないから良いようなものの、着ているだけで相当体力を消耗しそうです。

着付けが終わると、武士の家の中を自由に歩かせてもらうことができました。ガシャガシャと鎧をならしながら歩き回って大満足。刀も抜かせてもらい、武士気分を満喫でした(笑)



 

鎧試着体験の他にも、たくさんの体験プログラムが用意されています。
私達が申し込んだのは、「和紙ろうそく作り」「飾り結び」「抹茶作り」です。

和紙ロウソクは円すい型をしたロウソクに和紙を貼り付けて、ロウでコーティングします。小さな子供にも簡単にできる作業だけど、そのわりに出来上がりがとてもかわいい!和紙の模様って、本当に素敵です。

飾り結びは、お守りなどについている菊のような結び目を作る体験。長男は興味がない分野だったけど、何度もゆっくりと教えてもらえるので、何とか作り上げることができました。

抹茶作りは「てん茶」と呼ばれる特殊なお茶の葉を、ひき臼でひいて粉にする作業。単調でつまらないかなと思ったら、これが意外に楽しかった!ゆっくりと同じスピードでお茶をひくのは結構コツがいるんですね。
一人分のお抹茶(5g)をひくのに約30分もかかるんです。今のように機械化される前の抹茶がどれほど貴重品だったか分かりました。

どの体験も一度に体験するのは2〜8人ほど。少人数で教えてもらえるので質問も気軽にできるし、とても分かりやすかったです。
ただ、少人数ずつの体験になる為、募集人数がとても少ないんです。この日は混雑していたこともあり、朝のうちにほとんどの体験物の予約が埋まってしまったみたい。
この施設に来て体験できないなんて本当にもったいない。ぜひ早めに来て、体験の予約を取るようにしましょう。鎧のように電話で予約できるものも多いので、HPで確認して予約を取っておけば安心ですね。

和紙を貼った後
温めたロウの中につけます。
かわいいロウソクができました♪
飾り結びでできた
見事な細工物
私にもできたよ!

お抹茶をひいた後は、2階にある喫茶スペースで和菓子をいただきました。
和菓子と抹茶入りのお茶がセットで350円ほど。大変美味しかったです!普段は抹茶が苦手な子供たちも、たった今ひいたばかりのお抹茶に興味津々。和菓子と一緒に食べるとおいしいと言って、とても喜んでいました(*^_^*)
秋をテーマにした和菓子が揃えられていて、数種類の中から選ぶことができました。

本当に少しずつしか
出て来ないんです。
たまには子供と和菓子も良いかも。
きれいですよね〜、和菓子(^-^)


  


この他にもたくさんの体験物があります。お醤油を作る・むしろを編む・昔の竹細工の遊び道具を作るなど、どれもやってみたいものばかり。一つの体験物が2〜3時間かかるので、事前にHPでどの体験をやるか考えてから出かけたほうが良いですね。
この日は時間の都合でできなかったのですが、お料理を作るというイベントもありました。郷土のお祝い料理や手打ちそば、名物を使った料理(コイやモズクガニなど)など、どれもこれも楽しそう!
何度も行きたくなっちゃいます。ただ、お料理体験は数日前に予約を取らなければならないものが多いので、こちらもHPでチェックですね〜(^-^)

房総の村の外れには、江戸時代の名主の館が再現されていて、そちらも立派なつくりです。かまどには本当に火が入っていて、何かを作っているようでした。
庭では竹馬やコマなど、懐かしい遊びを自由にすることができます。体験が終わった後もたっぷり楽しむことができますよ♪
園内は大変広く、大きな芝生広場もあり、お弁当を広げてのんびりすることもできます。休日の1日をのんびり家族で楽しむのに、最高の遊び場です。

年齢制限がある体験が多いので、小学校中学年以上のお子さんにおすすめ。ぜひ親も一緒に体験して、楽しい1日を過ごしてくださいねー♪

柱も屋根もものすごく立派! なにを作っているのかな? 家の中にも
将棋などがありました。